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「=LARGE(範囲,順位)」を入力(上から数えて指定した順位の値)
「=SMALL(範囲,順位)」を入力(下から数えて指定した順位の値)

 Excelで個人別の売り上げや成績の表を作ったときに,その中で「上位から3番目」「下位から5番目」といった数値データを調べたいことがある。そんなときは,「LARGE(ラージ)」関数と「SMALL(スモール)関数」を使うとよい。これらの関数では,指定した範囲にある数値のうち,上位または下位から指定した順位の数値を抜き出すことができる(図1)。

図1●表中のデータから上位と下位の数値を表示させたい。こんなときは,「LARGE関数」と「SMALL関数」が便利だ

 まずは,LARGE関数から説明しよう。例えば,数値を表示させたいセルに,「=LARGE(B3:B17,1)」のように入力すると,B3セルからB17セルに表示された数値のうち,1番大きな数値が表示される。もし,2番目以降の数値も調べたいなら,最初のセル範囲は「$B$3:$B$17」のように絶対値にしておく。また,順位も「1」と直接指定する代わりに,隣のセルに順位を入力し,そのセル番地を指定する(図2)。そうすれば,ドラグによって,他のセルに数式をコピーできる(図3)。

図2●一番大きな数値を表示させたいセルに,「=LARGE($B$3:$B$17,D3)」と入力する。「$B$3:$B$17」は数値を調べる範囲の絶対値表示,「D3」は調べる順位を示したセル番地だ

図3●LARGE関数を入力したセルの右下の隅を下方向にドラグすると,数式がコピーされ,2番目以降の数値も表示できる