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Mac OS X Server Leopardボックスショット
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Mac OS X Server Leopard英語版のスクリーンショット
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 アップルは2007年10月26日に,サーバーOSの新版「Mac OS X Server バージョン10.5 Leopard」(以下,Leopard Server)を発売する。Leopard ServerはUNIXに準拠しており,Apache 2,MySQL 5,Postfixといったサーバー運用に必要な基本環境が付属しているのはもちろん,「Podcast Producer」や「Wiki Server」といった独自のコンテンツ管理サービスやコミュニケーション・サービスを搭載している点が特徴だ。Mac OSのデスクトップ版新バージョン「Mac OS X Leopard」と同時発売になる。

Podcast Producerで動画を簡単にポッドキャスティング

 Podcast Producerは,動画や音声を含むコンテンツを簡単にポッドキャスティングするための仕組みだ。動画や音声用のソリューションは選択肢がいくつもあるが,高いシェアを持つiPodでの再生に最適化したコンテンツを手軽に発信できる点は期待できる。

 Podcast Producerを利用したコンテンツの作成・公開は,次のような手順で行う。まず,Podcast Producerのユーティリティ・ソフトをMac OS X Leopard搭載クライアント・マシンにインストール。Podcast Producerにログインした状態でユーティリティ・ソフトのスタートボタンを押すと,コンテンツの収録が始まる。ストップボタンを押すと収録が終了し,自動的にLeopard Server側にファイルがアップロードされて指定したフォーマットにエンコードされる。Webサーバーにアップロードすると,Podcastフィードの公開も自動的に行われる。

 動画の取り込みから配信,さらにファイルの管理までが一元化できるので,社内研修資料の共有など組織の内部でも力を発揮しそうだ。こうした資料は一般的にレジュメのようなドキュメントとして管理するケースが多いだろう。しかし,セミナーといった形式の場合,音声や映像をそのまま繰り返し閲覧できたほうが理解しやすいこともある。生産的な情報共有の手段として動画や音声に注目したい。

Wiki Serverで簡単にWikiを作成

 Wiki Serverはイントラネットを使って情報の作成と配信を可能にする仕組みだ。付属のテンプレートを使って作成したWebサイトやオリジナルで作ったWebサイトに対して,共有カレンダーやメーリングリストなどの機能を追加できる。そのサイトにアクセスを許可したメンバー全員が,コンテンツやスケジュールを作成したり,変更できる。  個人同士ならGoogleのサービスを利用することで同じことができてしまうが,会社など組織で外部サーバーに情報を置くのは難しい。Wiki Serverならネット上で社内コミュニケーションを活発化できるかもしれない。

Spotlight Serverで柔軟なコンテンツ検索

 Leopard Serverにはデスクトップ版Mac OSではおなじみの検索システムSpotlightのサーバー版「Spotlight Server」が付いている。デスクトップ版と違い,Spotlight Serverは,マウントされたネットワークボリュームに保存したコンテンツの検索が可能だ。

 コンテンツはファイル名で探せるだけでなく,ファイル形式や保存時期に加え,ドキュメントの内部に記載されている文字列などでも検出できる。あるクライアントに関するミーティングのレポート,などの断片的な記憶を頼りにファイルを探す場合は,クライアント名とミーティング日などがキーワードになる。その日の話題に関する言葉でもいいだろう。ユーザーがアクセスを許可されているファイルだけを検索結果として表示するので,情報が意図せず流出する心配はないという。

 Leopard Serverの希望小売価格(税込)は,10クライアント版が5万7800円,無制限クライアント版が11万4800円。同時発売のクライアント版Mac OS X Leopardはシングルユーザーライセンスが1万4800円で,別途ボリュームライセンスサービスも用意されている。