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富士通 宮田一雄 経営執行役生産革新本部長  富士通
宮田一雄 経営執行役生産革新本部長

 「私の経験則だが、システム開発のコスト構造には“1:6:1:2の法則”が当てはまる」と語るのは富士通の宮田一雄経営執行役生産革新本部長。そのココロは「設計が1割、開発が6割、試験が1割とすると、手戻り部分のコストが2割にも達する」という分析だ。同社が目下取り組むシステム開発工程の刷新プロジェクトの概要を、記者向けに公表した時の発言だ。

 宮田氏は「手戻り部分が膨らむのは、本来、顧客の責任範囲である要件定義を顧客だけでまとめられなくなっていることに原因がある」と指摘。そこで刷新プロジェクトでは、顧客が作成した要件定義書の内容を富士通が監査しフィードバックすることで品質を高めたり、要件定義書を手助けする専門職種を育成したりするという。