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エフ・シー・エス 藤本繁夫 社長  エフ・シー・エス
藤本繁夫 社長

 「会社は人が資産という意味を改めて考える機会になった」と語るのは、社員150人のソフトハウス、エフ・シー・エス(大阪市)の藤本繁夫社長。1984年設立の同社で2代目社長を務める藤本氏。ある日、創業社長の夫人から、「会社を支える社員が流出すれば、(下請けが主体の)ソフトハウスの株式価値はそれこそゼロになる」と言われ、ハッとしたという。

 思い立った藤本社長は、社員持ち株制度の創設を提案。創業家との話し合いを経て、社員に割り当てる持ち分を確保した。同社は海外の商材発掘・販売といった新規事業も手掛けている。株式上場の夢を描く中小ソフトハウスは多いが、「上場の夢を本当に社員と共有できる体制になった」と語る藤本社長は、社員の士気向上に期待を寄せる。