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検証2 計算処理のパフォーマンス
実サーバーとほぼ同じ処理時間

 次に,サーバーで計算処理を行う際のオーバーヘッドを調べたときの結果を示す。前述した(1)~(4)の環境それぞれで,前述した円周率の計算プログラム,スーパーπを走らせて実行時間を計測した。

 そうしたところ,(1)のWindowsホスト上のVMware Serverと,(3)のVMware ESX Serverについては,(4)の実サーバーとほとんど同じ処理時間になった(図4)。(1)と(3)については,サーバー仮想化ソフトのオーバーヘッドはないとみなしてよいだろう。

図4●仮想マシンで計算プログラムを実行させたときの処理時間
図4●仮想マシンで計算プログラムを実行させたときの処理時間
VMware Server(Windowsホスト)と,VMware ESX Serverは,実サーバーとほぼ同じ時間で処理を終えている。1仮想CPUを使用する仮想マシン上で,円周率の計算プログラム「スーパーπ」を実行させ,実サーバーと比較することで,仮想化に伴う計算処理のオーバーヘッドを調べた。207万桁まで円周率を算出するまでにかかる処理時間を測定した
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 一方,Linuxホストで動くVMware Serverでは,他のケースに比べて23.4%長い処理時間となった。