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 はやいもので,スキルアップ講座とキャリアアップの情報をお届けしているITpro SkillUPサイトが3月にオープンしてから,9カ月以上が経過した。おかげさまで,その間,ページビューも順調に増えている。御礼を申し上げます。

 2007年を振り返るにはまだ早い,と言われそうだが,今回は,ITpro SkillUPサイトの人気コーナー「ITエンジニア必修講座100」の2007年アクセスランキングTOP20と,それ以外の記事の2007年アクセスランキングTOP20を紹介しながら,今年を振り返りたい。

 まずは,ITエンジニア必修講座100の2007年アクセスランキングTOP20を紹介しよう。

表1●ITエンジニア必修講座100のアクセスランキングTOP20
順位タイトル
1開発プロセスの基本を学ぶ
2金融業界の業務とシステムを知る
3CMMIって何だろう
4文字コードの基本
5Rubyプログラミングはじめの一歩
6情報工学入門
7Part1 アルゴリズムと計算量を理解する
8Part1 プログラムの構造を学ぶ
9Part2 TCP編--接続と切断,制御,仲介,確実かつ効率よく届ける
10Windows Serverの基礎知識
11Part2 作業計画とスケジュール作成の実践知識
12Part2 要求定義の方法論を知る
13カリキュラム一覧
14PMBOKで学ぶプロジェクトマネジメントの基本
15Part1 Windows開発の新スタンダード
C#プログラミングを始めよう
16Part1 見積もり From A
17Part2 会計の基礎知識
18リスクマネジメントの考え方を知る
19Part2 設計手順の基本を身に付ける
20仮想化技術を学ぶ

 2007年のアクセスランキングでトップだったのは,「開発プロセスの基本を学ぶ」。ウオーターフォール型や反復型,アジャイル型といった主な開発プロセスの概要と開発プロセスの選択基準などを解説した講座だ。システム開発の生産性向上は,ユーザー企業にとってもベンダーにとっても大きな課題。そして開発プロセスは,生産性向上のためのキーとなる極めて重要な要素である。にもかかわらず,開発プロセスを基本から解説した記事はなかなかない。こうした背景から,広く読まれることになったのだろう。

 第2位には,「金融業界の業務とシステムを知る」が入った。今も昔も,企業と金融機関は密接に関係する。企業情報システムにかかわるすべてのITエンジニアにとって,金融業界の業務とシステムは,いわば必須知識。こうしたことから,幅広いITエンジニアに読まれたと思われる。なお,「金融業界の業務とシステムを知る」のPart15以降の「銀行編」がまだ未公開だが,現在鋭意作業中だ。近く公開できると思うので,期待して欲しい。

 第3位は,「CMMIって何だろう」。2007年8月に公式日本語翻訳版が出たCMMIの最新版「CMMI V1.2」を,日本語版が出る前にいち早く紹介したことが評価されたのではないだろうか。

 第4位には「文字コードの基本」,第5位には「Rubyプログラミングはじめの一歩」が入った。「文字コードの基本」は,Windows Vista登場前に,Vistaの文字セット問題が大きな話題になったため,多くの人に読まれた。また,2007年に最も注目されたプログラミング言語がRubyであることは間違いないので,その講座が多くのエンジニアに読まれたのも当然と言えるだろう。

 次に,必修講座100以外の記事の2007年アクセスランキングTOP20を見てみよう。

表2●「ITエンジニア必修講座100」以外の記事のアクセスランキングTOP20
順位タイトル
1図解で学ぶネットワークの基礎
2調査のコメントで浮き彫りになった「こころの病」の実態
3働いてみたいIT企業ランキング(1)
4ネットワークの基礎
5IPアドレスから身元がわかるか
6Part1 うつ病の兆候を見つける
7カリキュラム一覧
8プロジェクトマネジメントの理論と実践
9Q: 残業続きの毎日にうんざり。もっと楽な仕事に就きたい。
10第1回 問題解決のプロセス--何が問題かを見極め,7つのステップで解決
11コンサルの極意--問題解決力を鍛える
12第1回
「レジスタ」を知るとCPUの細かな処理が見えてくる
13人月単価の相場を知っていますか?
14素朴な疑問◆Q&A
15第2回 相手の話の聴き方
16第1回 テクニカルエンジニア(データベース)試験
17コミュニケーション・スキル講座:聴く力と話す力を磨く!
18第2回 プロジェクト計画--システム開発プロジェクトの「計画」を作成する
19第4回 問題の構造分析--因果関係図で構造を把握,「なぜなぜ5回」で真因つかむ
20第2回 総論(2)--エントリレベルとハイレベルの年収差は300万円

 2007年に最も読まれたのは「図解で学ぶネットワークの基礎」。IP,TCP,IPアドレス,MACアドレス,DHCP,DNS,HTTP,SMTP/POP3といった,ネットワークの基礎の基礎を,豊富な図解で分かりやすく解説した講座だ。いまやネットワーク知識はすべてのITエンジニアにとって必須知識。この講座が広く読まれたのは,その証明かもしれない。

 第2位に入ったのは,「調査のコメントで浮き彫りになった『こころの病』の実態」。「ITエンジニアのメンタルヘルスに関するアンケート」の回答者に記入してもらったリアルなコメントを基に,こころの病にかかる原因や背景,会社のサポート体制の現状,必要な心構えなどを探った記事である。過重労働になりがちなITエンジニアにとってメンタルヘルスの問題は他人事ではない。身近な問題なだけに,大きな関心を惹いたと思われる。

 第3位は,2006年9月に公開した「働いてみたいIT企業ランキング(1)」だった。日経HRがITエンジニアを対象に2006年に実施した「IT技術者が選ぶ『気になる会社,働いてみたい会社』アンケート調査」の結果を報告した記事だ。記事が広く読まれたのは,転職を考えているITエンジニアが多いことの表れだろうか。なお,2007年に実施した調査の結果を報告した「2007年版 働いてみたいIT企業ランキング(1)」も,2007年9月に公開しているので,ぜひご覧いただきたい。

 表1表2に挙げたTOP20の記事は,どれもお薦めの記事ばかり。この機会にお読みいただければ幸いだ。ITpro SkillUPを,来年もよろしくお願いします。