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●名称:Red Hat Enterprise Linux 5.1
●提供元:米Red Hat社
●URL:http://www.redhat.co.jp/
●対応機種:PC AT互換機,PowerPC搭載機など

 「Red Hat Enterprise Linux」は,米Red Hat社が開発・提供しているLinuxディストリビューションです。主に企業システムでの利用を前提に開発されており,企業内のサーバー・システムなどで幅広く利用されています。このRed Hat Enterprise Linuxは,Fedora Projectが開発・公開しているフリーのLinuxディストリビューション「Fedora」の開発成果を取り込んで開発されています。

 「Red Hat Enterprise Linux 5.1」(以下,RHEL5.1)は,前バージョンとなるRed Hat Enterprise Linux 5(以下,RHEL5)のマイナー・アップデート版です。RHEL5で見つかった不具合の修正が行われています。同時に,仮想化機能も強化されています(関連記事)。

 このインストール・ガイドでは,RHEL5.1の基本的なインストール方法(PC AT互換機用)を紹介しています。特定のサーバー・アプリケーションに特化したインストール方法や仮想化機能の利用,クラスタリング・システムの構築などについては,追加設定を行う必要があります。

 ちなみに,RHEL5.1のソース・コードからRed Hatの知的財産物(ロゴなど)を取り除いて開発・提供されているフリーのLinuxディストリビューションもあります(関連記事)。


インストールの前に

 インストール時にトラブルを避けるには,事前の準備が欠かせません。インストール作業に取り掛かる前に以下の4点を確認してください。

 (1)インストール作業の前に,CD-ROMやDVD-ROMから起動するようパソコンのBIOSを設定します。設定方法はパソコンに付属しているマニュアルなどに記載されています。また,Red Hat Enterprise Linuxでは起動フロッピのイメージは同こんされていません。USBメモリーなど起動可能な比較的大きな容量のデバイスを使える場合は,CD-ROM/DVD-ROM内の「\images\diskboot.img」イメージを書き込むことで起動が可能です。

 (2)使用するパソコンのハードウエアによっては,Linuxをインストールしただけでは利用できない場合があります。例えば,無線LANアダプタなどは利用できないことがあります。その際は,ベンダーなどからLinux用のデバイス・ドライバを入手して導入する必要があります。

 (3)Red Hat Enterprise Linuxには多数のパッケージが用意されています。手順9ですべてのパッケージ・グループにチェックを入れると最低でも3.5Gバイト程度の空き容量が必要です。ちなみに,インストール後であっても,パッケージマネージャを用いた追加インストールが可能です。

 (4)Red Hat Enterprise Linuxは商用Linuxディストリビューションです。利用するにはライセンス(サブスクリプション)の購入が必要になります。詳しくは,Red Hat社のWebページを参照ください。