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解答の解説記事 解答の解説記事 



【ICT検定】の平均点
Webサイトでの受験者 61.1
会場での受験者 52.6
総合 56.8

 ICTにおいて中核をなす「IPコミュニケーション」「WAN/LAN」「データセンター」「ICT資産管理」「SaaS」「セキュリ ティ」の6大分野で,ITpro EXPO検定中では最も多い25問を出題した「KDDIのICT検定」。1月30日から2月1日に開催した「ITpro EXPO 2008」展示会場の「解答解説シアター」では,その答え合わせを実施した。

写真●ITpro EXPO会場で解説するKDDIの高木秀悟氏
写真●ITpro EXPO会場で解説するKDDIの高木秀悟氏
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 ICT検定の解答解説は,3日間で合計3回実施。講師は,KDDIの戦略企画部 ICT推進グループの高木秀悟氏が務めた。高木氏は第1問から第25問まで,順を追って一つずつていねいに解説していった(写真,解答解説の詳細は,こちらを参照)。

 平均点は,Webサイトでの受験者が61.1点,会場での受験者が52.6点。総合では56.8点である。分野が多岐にわたるうえ,かなり深い知識を問う問題も多かったにもかかわらず,ITpro EXPO検定の中では比較的高い平均点となった。

 問題別の正答率は次の通り(Webサイトでの回答のみを集計)。

問題1 42.9% 問題2 48.0% 問題3 45.5% 問題4 59.3% 問題5 59.5%
問題6 98.5% 問題7 94.1% 問題8 58.0% 問題9 48.8% 問題10 80.6%
問題11 68.7% 問題12 87.3% 問題13 36.8% 問題14 49.0% 問題15 68.4%
問題16 64.4% 問題17 68.2% 問題18 86.1% 問題19 63.9% 問題20 80.3%
問題21 55.7% 問題22 60.1% 問題23 80.4% 問題24 47.5% 問題25 31.5%

 ネットワークの状態を確認するときに使う「pingコマンド」を聞いた「問題6」,通信の状態を調査する「tracerouteコマンド」の正しい解説を選択させる「問題7」,データセンターにおけるセキュリティで用いられる管理方法を聞いた「問題12」,Web上に提供されている情報やサービスなどを組み合わせる手法「マッシュアップ」を答えさせる「問題18」は,いずれも85%以上という高い正答率だった。比較的なじみ深いコマンドや知識,用語について聞く問題だったためであろう。

 一方,「問題25」と「問題13」は両者とも正答率が4割を下回った。

 問題25は,ある意味引っかけ問題。プロバイダA社のホスティングサービスを利用していたところ,IPアドレスがspamhaus提供のブラックリストに登録されたため,メールの受け取りが拒否された。この場合の対処方法として,半数を超える回答者が選択肢「C」の「RBL(Real-Time Blackhole Listの略)提供事業者(spamhous)に連絡する」を選んだ。

 それに対して,正解は選択肢「A」の「プロバイダA社に連絡し,ブラックリストから解除するように依頼する」だった。ブラックリスト登録されたIPアドレスは,プロバイダA社から割り当てを受けているものなので,IPアドレス所有者のA社が解除を依頼すべきというのが,その理由である。よく考えれば当たり前のことのようだが,spamhausというRBL提供事業者がブラックリスト登録しているのが根本原因であるため,spamhausに連絡すべきと反応した回答者が多かったようだ。

 もう一つの問題13は,企業のIT予算に占める運用管理コストが一般にどれぐらいと言われているかを問う問題。正解は選択肢「D」の「75%」だった。IT予算においては,新規開発コストなど“派手”な点に目がいきがちだ。しかし実際は,運用管理という比較的“地味”なところにコストがかかっているという事実を意識する機会が少ないためか,「75%」という選択肢を選んだ回答者は3分の1強にとどまった。