米Microsoftは元来,2006年に出荷する「Windows Server 2003 R2」にネットワーク検疫機能(Network Access Protection,NAP)を搭載つもりだった。しかしMicrosoftはNAP搭載をとりあえず断念し,米Cisco Systemsと提携して両社のNAP技術の相互運用を目指すことにしている。両社は9月中旬に新しい相互運用計画を公開しているので,この動きを解説しよう。
目次
- 米Microsoftが明かす,米Ciscoとのネットワーク検疫相互運用計画
- 「無線指紋」を使って無線LANのセキュリティを強化する
- 匿名性の高い2つのポータブル・ブラウザ
- 新しいテクノロジが生み出す新しいリスク
- 無線アクセス・ポイントの代替ファームウエア:「DD-WRT」
- 無線アクセス・ポイントの代替ファームウエア:「OpenWRT」
- Ajaxはセキュアか?
- 無線アクセス・ポイントの代替ファームウエア:「Talisman」
- Microsoftがクライアント用セキュリティ・ツールを相次ぎリリース
- 「マネージド・サービス」の人気が上昇中
- Microsoftのセキュリティの「最前線(Forefront)」
- 「eVade-o-Matic(VoMM)」は,既存のセキュリティ・ソフトを無効化するか?
- Windows Vistaの「PatchGuard」が,セキュリティの技術革新を妨げる?
- 最も優れたフィッシング対策技術はどれ?
- 「ゼロデイぜい弱性」を追跡する
- 2007年のWindowsセキュリティを展望する
- 「Teredo」を使ったIPv6に飛びつく前に考慮すべきこと
- さらば,スパム対策データベース「ORDB」
- PHPの「守護神」Suhosin
- 様々なベンダーが実施する「バグ探しコンテスト」
- 進化する「画像スパム」と戦う
- Windows Vistaの音声認識機能はセキュリティ上の脅威?
- Panda Softwareが確認したルートキットの隆盛
- クロス・プラットフォームのVPN「Hamachi」
- 侵入検知システム(IDS)の新潮流,アプリケーション型とホスト型が登場
- 「PHPバグ月間」への対処法,危険な関数を無効にしよう
- Symantecによる「インターネット・セキュリティの脅威に関するレポート」を読み解く
- キーロガーの悪用が急増中,Kasperskyのレポートより
- Apacheに対するサービス拒否攻撃を回避する方法
- PHPの安全性確保に役立つ情報
- オープン・ネットワークを利用する上での大きなリスク
- スパム送信者を攻撃する,ちょっと変わったハニーポット
- ハッキング・コンテストは「有害」ではない
- 銀行が行うべきフィッシング対策を考察する
- BITSを使って侵入してくる悪者たち
- Webベースの「スーパー・ワーム」がまもなく登場か?
- セキュリティ修正が特許の対象に
- Windows版Safari 3.0のベータ版に存在する大量のバグと研究者の反応
- 猛威を振るう「MPack」
- ぜい弱性オークション「WabiSabiLabi」の問題点
- 統合セキュリティ・ソフトを無償化した米Untangle
- 急速に蔓延する悪意のあるWebサイト
- 「そのパソコンを私のネットワークにつないではいけません」-- VistaのNAP技術
- 誰を信頼すればいいのだろうか? -- Dell,HP,Google,IBM,Microsoft…
- Windowsに便利な四つのセキュリティ・ツール
- Vistaのセキュリティ機能とIntelのvProチップは企業に移行を促すか
- インターネットの危うさを浮き彫りにした数々の障害事例
- 新しいサービスやデバイスが招く新しいセキュリティ・リスク
- Citrixおよびリモート・デスクトップのセキュリティに対する警告
- Microsoftの戦略部長によるIEとFirefoxの比較調査書に反論する