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次世代技術の試作機が勢ぞろい

2月にスペイン・バルセロナで開かれた「Mobile World Congress 2008」では,米グーグルの「Android」が動作する試作機が展示され話題をさらった。LAN上のサーバーと携帯電話を連携させるフェムトセルの新しい使い方や,実用化間近のLTE(long term evolution)の動体デモなども目立っていた。

 2月11日から14日にかけて,モバイル関連で最大級の展示会「Mobile World Congress 2008」(MWC2008)がスペイン・バルセロナで開催された(写真1)。現地には世界の主要な携帯通信事業者のほか,サービス事業者,端末/基地局メーカー,半導体メーカー,携帯電話向けソフトウエア・ベンダーなどが一堂に会し,最新のサービスや技術を披露した。

 MWC2008はこれまで3GSM World Congressという名称で開催されてきた展示会である。主催者のGSM Associationによると,2008年は5万5000人が来場し1300社が出展した。来場者数,出展社数ともに従来の3GSM World Congressを含めて過去最大になったという。

 MWC2008において大きな動きを見せた分野は三つある。携帯電話の開発プラットフォーム,バックホールにブロードバンド回線を利用する小型基地局「フェムトセル」,そして次世代携帯電話技術の「LTE」──である。

[携帯電話の開発プラットフォーム]“動く”Android端末が多数登場 
[フェムトセル]家庭内LANと携帯電話の連携が視野に  
[LTE]2009年末を目指して提携・開発が加速  

写真1●会場となった「バルセロナ見本市会場」
写真1●会場となった「バルセロナ見本市会場」
大手企業は見本市会場だけではなく周辺のホテルを貸し切って各種イベントを行った。