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 「プロフェッショナル」という言葉が氾濫しているが、プロフェッショナルの定義は何だろうか。プロフェッショナルとそれ以外の人を分ける決定的な違いは、顧客第一を貫けるかどうかだ。すなわちプロフェッショナルとは、顧客に対して責任を持つ人である。ところが、世にある定義の大半は、最重要の顧客を忘れ、知識や技能の優劣ばかりを論じている。

 顧客主義を貫く以上、プロフェッショナルはそれにふさわしい専門知識と能力を持つ必要がある。なかでも、目の前にある前人未到の問題に対して、自分でアプローチを決め、解決に導く具体案を示す問題解決力が欠かせない。あきらめずにやり抜く継続性と高い倫理観も求められる。

 IT(情報技術)の世界で仕事をしているエンジニアの方々は、ぜひプロフェッショナルの道を目指して欲しい。特定技術のスペシャリストではなく、顧客の問題を解決し、価値を提供するプロフェッショナルが今、求められているのだ。

 私はすべての人にチャンスはあると思う。1~2年では難しいかもしれないが、プロフェッショナルになるという気持ちを5年間持ち続けてみてほしい。必ず変わることができる。その変化を実感してほしい。意識を変えることにカネがかかるわけではない。人間の能力は年齢と共に変わる。10年間、プロフェッショナルを目指す気持ちを持ち続ければ、まったくの別人になっているだろう。人生を変えられるタイミングは何度でもある。

 意識を変えることにカネがかかるわけではない。10年間、プロフェッショナルを目指す気持ちを持ち続ければ、まったくの別人になっていることだろう。