プロセスに対して使用できるCPUリソースとメモリリソースを割り当てる方法として,適切なツールを選択してください。
- A. 信頼性とパフォーマンスモニタ
- B. Windowsシステムリソースマネージャ
- C. タスクマネージャ
- D. コントロールパネルの[システムとメンテナンス]
正解:B
【ポイント解説】
Windowsシステムリソースマネージャ
タスクマネージャは,Windowsを最適化するためにローカルコンピュータのCPUリソースやメモリリソースの監視できますが,リソースを細かく制御できません。WindowsServer 2008では,Windowsシステムリソースマネージャ(WSRM)を使って,細かくCPUリソースやメモリリソースを制御できるようになりました。
Windowsシステムリソースマネージャでは,アプリケーション,サービス,プロセスにCPUやメモリを割り当てることができます。これにより,アプリケーション,サービス,プロセスで使用するCPUやメモリを制限して可用性を向上したり,CPUやメモリの奪い合いを回避してパフォーマンスを向上したりできます。
Windowsシステムリソースマネージャの主な利点は,次のとおりです。
- アプリケーション,サービス,プロセスにCPUとメモリを割り当てられます。
- ターミナルサービスセッションを管理できます。
- リソースの割り当てを日時や期間でスケジュールできます。
- [リソースモニタ]や[アカウンティング]でリソースの利用状況を監視できます。