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 紙(パンチカードなど)があって,端末があって,クライアント/サーバー(C/S)になって,Webアプリケーションになって,その次はリッチ・クライアントである。C/Sの問題は配布が面倒なこと。Web アプリの問題は使いにくいこと。その二つの問題を解決するのがリッチ・クライアントなのだが,問題を解決するアプローチは各社各様で,基盤となるソフトの選択がとても難しい。

 この書籍が解説している「Curl」は,住商情報システムの子会社であるカールが提供しているリッチ・クライアントの開発/ 実行環境であり,プログラミング言語である。「かんたんIDE ではじめるCurl」という書籍が同じ著者によってすでに出版されていたが,今回はCurlの紹介,システムのアーキテクチャ,企業システム開発におけるポイント,CD-ROMで付属するサンプルの解説という4章に付録を100 ページ加えた構成だ。内容は雑多だが,現実で役に立つのはこの種の雑多な情報である。今後のあなたの開発の参考に,読んで動かしてみてはどうだろうか。選択肢を多く持つことは,どの開発者にとっても大切なことだ。

Curlシステム開発 実践ガイド

Curlシステム開発実践ガイド
株式会社カール著
翔泳社発行
3465円(税込)