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 2ちゃんねるで話題になったスレッドを書籍化した。小さなソフトハウスにプログラマとして入社した「マ男」が,理不尽と苦難だらけの仕事ぶりをつづる。無謀な開発で非人間的な労働を強いられる「デスマーチ」は,IT業界のブラックな実態として大いに共感できるだろう。

 本書は単なる残酷物語ではなく,マ男の成長記ともいえる。ドラマかと思えるほど次々にマ男を襲う試練。そして衝撃的なラスト。物語が進むにつれてマ男の文章が目に見えて上達していく点にも注目。ぜひ読者自身で確かめてほしい。

ブラック会社に勤めてるんだが,もう俺は限界かもしれない

ブラック会社に勤めてるんだが,もう俺は限界かもしれない
黒井 勇人著
新潮社発行
1470円