（5）SVGファイルをギャラリに取り込む
最近はSVG形式で公開されているクリップ・アートも多い。しかし，SVGファイルはギャラリではそのまま扱えない。SVGファイルをギャラリで利用する方法を解説しよう。
最初に，全体の手順を簡単に説明する。使うのは，OpenOffice.orgの図形描画ツール「Draw」。Drawにインポート用のフィルタ「SVG Import Filter for OpenOffice 2.0」を組み込む。次に，Drawの編集画面にインポートして表示させる。この状態で，ギャラリにコピーして追加する＊4。
SVGのインポート用のフィルタは，次のサイトからダウンロードできる（写真4）。
写真4●「SVG Import Filter for OpenOffice」のダウンロード・サイト
右側のDownloadメニューからzipファイルをダウンロードする。このファイルは，解凍する必要はない。そのまま「拡張機能マネージャ」を使ってインストールできる。なお，対応するOpenOffice.orgは2.0以上で，Java5.0のランタイム環境（JRE1.5x）が必要になる。URLはhttp://www.ipd.uka.de/~hauma/svg-import/。
まず準備作業として，上記のサイトから「SVG Import Filter for OpenOffice 2.0」パッケージをダウンロードして保存しておく。目的のファイルはzip形式だが，解凍しなくてもよい。続いてDrawを起動して，拡張機能パッケージのインストール作業を行う。この手順は，図5を参照する。
図5●「SVGインポートフィルタ」拡張機能パッケージのインストール
1．Drawを起動する
2．「ツール」-「拡張機能マネージャ」を選択する
3．「拡張機能マネージャ」ダイアログが表示される
4．拡張機能の種類で「マイ拡張機能」を選ぶ
5．「追加」ボタンをクリック
6．「拡張機能の追加」ダイアログが表示される
7．目的のファイルを選択する
8．「開く」ボタンをクリックする。少し待つとインストールが完了する
9．これで，Drawの「ファイル」-「開く」コマンドの「ファイルの種類」リストにSVG形式が追加され，SVGファイルを開くことができるようになる
2．「ツール」-「拡張機能マネージャ」を選択する
3．「拡張機能マネージャ」ダイアログが表示される
4．拡張機能の種類で「マイ拡張機能」を選ぶ
5．「追加」ボタンをクリック
6．「拡張機能の追加」ダイアログが表示される
7．目的のファイルを選択する
8．「開く」ボタンをクリックする。少し待つとインストールが完了する
9．これで，Drawの「ファイル」-「開く」コマンドの「ファイルの種類」リストにSVG形式が追加され，SVGファイルを開くことができるようになる
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