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EXPOチャンネル
ワンセグでエリア限定の番組を配信携帯サイト

 EXPOモバイルの三つめのサービス「EXPOチャンネル」は,携帯電話機の標準機能となりつつあるワンセグ技術を展示会情報の配信に活用しようというものだ。

 ワンセグ技術を利用した実験は,前回のITpro EXPOでも「ICTの実験場」の一つとして取り組んだ。そのときのアンケートでは,「次回以降のワンセグ実験にも参加したい」という回答が95%以上に達した。こうしたご期待に応えるべく,今回も総務省より実験局免許を取得し,東京ビッグサイトの展示会場内にエリアを限定したワンセグ番組配信実験を実施する(図1)。

図1●EXPOチャンネルのシステム構成概要
図1●EXPOチャンネルのシステム構成概要
展示会場内にエリアを限定してワンセグ技術を利用した情報提供を実現する。映像系は,事前収録番組と生中継をスイッチャで切り替えて配信。データ系は,事前に用意したコンテンツに加えて,RSSを読み込んだ最新情報を配信する予定。
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最新IT動向を紹介する番組を制作

 ただ,前回と同じことをやっても面白味がない。そこで今回のワンセグ実験「EXPOチャンネル」では三つの新機軸を取り入れた。それは,(1)最新IT技術を解説するテレビ番組の制作,(2)番組表に則った番組配信,(3)データ配信の速度アップ─だ。

 (1)の最新IT技術を解説するテレビ番組の制作では,映像制作会社の協力の下,2本の番組を制作する。

 1本は,今話題の「SaaS」(Software as a Service)や「グリーンIT」を基盤として支える最新のサーバーマシンに関するものだ。ブレードサーバーやコンテナ型サーバーといった最新の製品化動向を,ナビゲータを務める日経コンピュータの玉置記者の解説を交えつつ紹介していく。

 もう1本は,モバイルブロードバンドの最新動向を解説するもの。日経コミュニケーションの堀越記者の案内で,モバイルWiMAXやLTE(Long Term Evolution),次世代PHSなど,今後続々と登場する数十Mビット/秒超の高速サービスを見ていく。

見たい番組を事前にチェック

 (2)は,番組表に則った番組配信の実現だ。前回のワンセグ実験では番組表を作らず,大まかな番組の順番だけ決めて実験に臨んだ。しかし,後日の反省会で,ご協力頂いた制作会社の方から「番組表があったほうがよかったね」という声を頂いた。

 確かに,番組を見る側にしてみれば,番組表は欠かせない情報だ。展示会の来場者もワンセグを見に来るのは主目的ではないだろう。逆に,あらかじめ番組表を公開しておけば,番組目当てで会場に来てくれる人が増えるかもしれない─。

 そこで今回はEXPOチャンネルの番組表を用意した(2ページ目の「EXPOチャンネル受信方法と番組表」を参照)。今回の取り組みも前回同様実証実験の位置づけなので,放送局のように厳密に番組表通りにならない可能性もあるが,情報の一つとして活用してほしい。