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なぜコンピュータの起動を「長靴(ブート)」と呼ぶのか?

 コンピュータを起動することを「ブート(boot)する」というが,この語源は「pull oneself up by one's own bootstraps」という口語に由来する。つまり「自分のブートストラップ(ブーツに付いたツマミ革)をつかんで,自分を引っ張り上げる」という意味だ。

 どうも物理の法則に逆らっている気がする(英語独特の言いまわしなのかもしれない)が,これが「自力で進む」という意味の慣用句になった。やがてコンピュータの世界で,「コンピュータが自分で自分を起動するプロセス」を「ブート」とか「ブートストラップ」と呼ぶようになったという。

中島 省吾
メディアプラネット社長
テクニカル・ライターとしてネットワークやソフ トウエア関連の記事を執筆するほか,企業研修の企画・講師,ソフトウエアの開 発などを手がける。