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 YouTube上に公開されているのは,おかしなホームビデオや,出所の怪しい海賊版のコンサートのビデオクリップだけではない。あまり知られていないかもしれないが,ITテクノロジ関連のビデオも数多くアップロードされている。ここでは,その中から私が気に入っているものベスト10を紹介する。これさえ知っていれば,YouTubeを見ているときに背後に上司がやって来ても,「技術的な問題を調査している」あるいは「新しいテクノロジについて情報を収集している」と胸を張って主張することができるだろう。特に第1位と第2位にランキングしたSteve Ballmar氏関連のビデオは,IT関係者全員の必見といえる。

 第10位は「Virtualization . . . What’s the Big Deal?(仮想化...それがどうした)」である。このビデオでは,米DellのCTOであるKevin Kettler氏が仮想化の基礎を10分間に渡って説明している。ホストOSを使った仮想化とハイパーバイザ型の仮想化の違いを説明しており,これら最新のテクノロジーを実際に利用する場合の管理面での懸念事項についても同時に解説している。

 第9位は「VMware Virtualization(VMwareによる仮想化)」である。Dellと米EMCが共同で提供したこの短いビデオでは,VMwareのESX Serverを仮想化プラットフォームとしてDellおよびEMCのハードウエアを使用して稼働させた,メリーランド大学における仮想化の導入事例について情報を得ることができる。

 第8位は「Installaing MOSS Microsoft Office SharePoint Server(Microsoft Officed SharePoint Serverのインストール)」である。Microsoft Office SharePoint Server (MOSS) 2007に関心があるなら,Baltimore SharePoint Users Groupが提供した,このビデオをチェックするといいだろう。まずMOSSのセットアップに関する要件が説明されており,次にMOSSの初期セットアップが手順を追って解説している。

 第7位は「Windows 2008 Server Core Configuration Part 1(Windows 2008 Server Coreの設定,パート1)」である。Windows Server 2008を必要最小限の機能だけで構成するServer Coreインストールは,ITのプロフェッショナルにとってホットな話題の1つである。このビデオでは,Windows IT Proのサイトや雑誌でおなじみのJohn Savill氏が,Server Coreのセットアップで通常必要になるコマンドを1つひとつ解説している。さらに,コマンド・ライン・ベースのServer CoreでHyper-Vをサポートするためのアップデートをインストールする方法についても説明している。

 第6位は「Microsoft Exchange Server 2007 Storage Options - DAS or SAN(Microsoft Exchange Server 2007のストレージ・オプション-DASとSAN)」である。この6分間のビデオでは,EMCのBrian Henderson氏が,Exchange 2007でDAS(Direct Attached Storage:サーバーと直接つなげるストレージ)を使用した場合とSAN(Storage Area Network:専用のネットワークでつなげるストレージ)を使用した場合について,その管理面およびパフォーマンス面を比較して説明している。

 第5位は「TechEd 2008: Demonstration of SQL Server 2008(TechEd 2008におけるSQL Server 2008のデモ)」である。この6分間のビデオでは,Microsoftの技術フェローであるDavid Campbell氏が,新しいSQL Server Data Servicesについてと,SQL Server 2008のデータをモバイル・デバイスと同期する新しい同期サービスについて得意気に解説している。

 第4位は「Windows Server 2008 Hyper-V Demo on Quad-Core Intel Xeon(クアッドコアXeon上で稼働するWindows Server 2008 Hyper-Vのデモ)」である。Hyper-Vが,具体的にどのようなものか関心があるのなら,Intelが今年のMicrosoft Management Summit向けに製作した,この4分間のビデオに興味が湧くだろう。Microsoftの新しいHyper-V仮想化製品のデモとなっており,Hyper-Vの最も重要ないくつかの機能を簡単に紹介している。

 第3位は「Dell VMware VMotion Demo(Dell上でのVMware VMotionのデモ)」である。VMwareのVMotionを利用すれば,稼働中の仮想マシン(VM)について,サービスを継続しながら異なる物理サーバー間で移動することができる。これを聞いて興味が湧いてきたら,このDell VMotionのデモをチェックしていただきたい。この4分間のビデオでは,VMotionテクノロジによって,VMを新しいESX Serverホストにダウンタイムなしで移動する方法を説明している。

 第2位は「Steve Ballmer - Developers(Steve Ballmer-開発者のみなさん!)」である。このコラムはYouTubeに関するものであるから,すべて真面目なものである必要はないだろう。「開発者のみなさん! 開発者のみなさん! 開発者のみなさん!」というフレーズが,いったいMicrosoftのCEOであるSteve Ballmar氏とどんな関係があるのか疑問に思ったことがあるのなら,この楽しいクリップをぜひチェックしていただきたい。

 第1位は「TechEd 2008: Ballmer Bot takes the stage with Bill Gates(TechEd 2008でBill Gatesと一緒に壇上に上がるBallmerロボット)」である。栄えある第1位も引き続きSteve Ballmer氏関連のビデオ・クリップである。彼は今年オーランドで開催されたMicrosoft TechEdには参加しなかったが,だからと言って「開発者のみなさん! 開発者のみなさん! 開発者のみなさん!」と叫んだ彼の存在感が失われたという訳ではなかった。今年のTechEdの見ものの1つがBallmerロボットであり,このビデオでその様子を見ることができる。お楽しみあれ!