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 ラック内で,上下のサーバーの間を空けないことは,「サーバーの間にすき間を空けてはいけない」で説明した。実は,もう一つ空けてはいけないすき間がラックにはある。それはラックとサーバーの側面とのすき間である。

 のように,ラックとサーバーの側面にすき間があると,サーバーの排気がそこから前面へ回り込み,再循環を起こしサーバーの温度上昇をもたらすからである。これは,ルーターなどネットワーク機器用である幅700mmのラックに,サーバーを搭載した場合に起こりやすい。サーバーは,できればスキマができにくい幅600mmのラックに設置したい。

図●サーバーの廃棄熱の流れ
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 サーバーとネットワーク機器は,できるだけそれぞれのサイズにあったラックに設置し,熱の循環を防ぐことが重要になる。しかし,どうしても幅700mm以上のラックにサーバーを搭載する必要がある場合は,アクセサリを使ってすき間を塞げるラックを選定することを勧める。

エーピーシー・ジャパン(APC) ソリューション事業部 セールスエンジニアリング/ビジネスデベロップメント
 UPSや冷却装置,ラック,環境監視システムを提供するAPCにおいて,データセンターで利用する製品の提案や設計,販売を推進している事業部。ラックの設置や運用ノウハウを持ったメンバーが多く所属している