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 ここまで紹介した内容で,タスク・スケジューラの基本的な使い方はわかっただろう。それ以外にも,タスク・スケジューラには便利な使い方がある。たとえば,1つのトリガーに対して複数の操作を実行したり,タスクの内容をエクスポートして,別のマシンにインポートするといったことが可能だ。

1つのタスク内に複数の操作を同時に設定できる

 Windows Server 2008のタスク・スケジューラでは,1つのタスクに対し,複数の操作を設定可能である。たとえば,今回の記事で例示してきた2つのシナリオの両方のタスクを同時に設定して,「エラー・イベントが記録された際に,管理者に対しメール通知を行い,さらにスクリプトを起動してログ・ファイルを退避する」といったタスクの実行が可能となる。

 設定方法を具体的に見ていこう。タスク・スケジューラのトップ画面から,設定されたタスクを右クリックしてメニューを表示し「プロパティ」を選択する(図5-1)。すると,Part4で示した「タスクの作成」と同じ画面が開く。ここで,「操作」タブを選択すると,すでに設定済みのタスク操作が表示されている。ここで改めて「新規」 ボタンをクリックして新しい操作を指定してトリガー発生時の操作を追加すれば,その操作も同時に実行されるようになる。

図5-1●タスクを右クリックしてプロパティを選べば作成したタスクの内容を編集できる<br>起動した画面の「操作」タブから新規ボタンをクリックすると,トリガーの発生時に実行する操作を追加できる。
図5-1●タスクを右クリックしてプロパティを選べば作成したタスクの内容を編集できる
起動した画面の「操作」タブから新規ボタンをクリックすると,トリガーの発生時に実行する操作を追加できる。
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