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NECは、PCサーバー「Express5800シリーズ」の製品ラインアップを今年11月に刷新した。パートナー企業が売り込みやすくするように、「DataCenterLine」と「DataStationLine」の二つに大別した。

 NECがExpress5800シリーズの製品ラインアップを刷新した狙いは、製品ごとの販売ターゲットを明確にすることである(図1)。

図1●NECはPCサーバー製品「Express5800シリーズ」を二つのラインアップに分け、 ターゲットを明確にする
図1●NECはPCサーバー製品「Express5800シリーズ」を二つのラインアップに分け、 ターゲットを明確にする
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 DataCenterLineの販売対象は、データセンター事業者や自社でデータセンターを持つような大手ユーザー企業である。また企業規模は小さくても、高い信頼性を求められる基幹系システムの用途では、DataCenterLineを売り込んでいく。

 もう一方のDataStationLineは、ユーザー企業の事業所や工場、店舗などを対象に販売。中小企業に対してはDataStationLineを基本的に提案していく。

 従来Express5800シリーズは、ブレードやラックマウント、タワーなどきょう体の形状や、プロセッサの搭載個数などによって、10種類以上の製品があった。

 「製品の追加・変更を優先しすぎたせいか、製品の特徴や販売ターゲットが分かりにくいといった不満が、いつの間にかパートナー企業から聞こえるようになっていた」。NECの本永実クライアント・サーバ販売推進本部グループマネージャーは打ち明ける。

ハイエンド市場を攻め込む

 NECにとってDataCenterLineは、ハイエンドPCサーバー市場を攻略するための戦略製品群である。「ハイエンドPCサーバー市場で、外資系メーカーに押されていた面があるのは事実。DataCenterと銘打った新製品群で、市場での競争力を高めていく」。本永グループマネージャーは意気込む。

 DataCenterLineの製品はすべて、仮想化や省電力、リモート管理などの機能を備える。米インテルの仮想化支援機能を備えたプロセッサや、NECが独自に開発したリモート管理用の専用チップなどを採用している。

 拡張性や省電力化にも力を入れた。NECは、これまで大企業向け製品と位置付けていたハイエンドサーバー「スケーラブルHAサーバ」と省電力型サーバー「ECO CENTER」を、DataCenterLineとして拡販する。

 主力製品であるスケーラブルHAサーバは、最大16個のプロセッサを搭載できる。ECO CENTERは、最大128個のプロセッサを搭載しつつ、消費電力量を従来の55%に低減しているという。

 今後もDataCenterLineについては、「競合のどこよりも早く、最新技術を採用し、製品強化を図る」(本永グループマネージャー)。

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