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 Windows IT Proの編集者たちは,2009年における米MicrosoftのITプロフェッショナル向け計画の新情報を入手する目的で,2009年1月第3週に同社を訪問した。その際,午前中に行われた会合で,同社Windows Mobile担当上級製品マネージャのGreg Sullivan氏からWindows Mobileに関する最新のニュースが聞けた。

 Sullivan氏によると,「Zune Phone」に関するうわさがいつまでも消えず,その存在が疑われているものの,自社開発の計画はないという。同氏は具体的な話をしなかったが,Zuneのハードウエア以外のモジュールを将来版のWindows Mobileに導入する可能性を匂わせた。この情報は,同社CEOのSteve Ballmer氏が最近行った,今後のZuneに関する発言からも裏付けられる。Ballmer氏は,Zune Phone計画のうわさを否定したばかりだ(関連記事:Microsoft,Zuneプラットフォームを他社へ提供,自社製デバイスも継続提供)。

 Sullivan氏は,Windows Mobile 6.1の後継版を開発中で,「2009年中には」リリースできる見込み,と述べた。次期Windows Mobileを「Windows 7」と呼ぶかどうかの確証は得られなかったが(現在の開発コード名なども分からなかった),旧版に比べユーザー・インタフェースと操作性が大幅に改善されるらしい。

 今回の会合では,スマートフォン市場における「iPhone」の衝撃も話題になった。iPhoneの成功は「スマートフォンという分野を注目させるのに貢献している」という。そのため,結果としてMicrosoftによい効果を及ぼしてくれた,とSullivan氏は主張した。また「企業向け市場に対するiPhoneの衝撃は,最近メディアが報じるほど大きくない」という態度を示し,「Windows Mobileベースの携帯電話機は,市場に2000万台出回っている。印象と現実は,一致しないこともある。当社は,以前から企業向け市場を非常に得意としてきた。今後Windows Mobileは進化し,消費者に対しても魅力を増すだろう」と述べた。

 Windows IT Proは,引き続きMicrosoft訪問記を掲載していく(筆者のTwitterフィードでも情報を流す)。