PR

 1月13日,マイクロソフトが「Windows 7」日本語ベータ版の一般向けダウンロードの提供を始めた。筆者も早速ダウンロードしてインストールしてみた。そうしてWindows 7に実際に触れた率直な感想は,「これならいけるんじゃないか」というものだった。

Vistaには非力だったパソコンでも実用的に使えそう

 現在,筆者のメイン・マシンにはWindows Vistaをインストールして使用している。それ以外に,出先で使用するノートパソコンには,今もWindows XP(SP3)が鎮座している。このノートパソコンはパナソニックのLet's Note CF-R5といういささか古い機種だが,ファンレスなのがお気に入りで,特に不満は感じていない。だが,過去に一度Vistaで悲しい思いをしたことがある。

 このマシンはWindows XPプリインストール機だったが,「Windows Vista Capable」というシールが貼ってあった。その言葉を文字通りに信じれば「Windows Vistaの実行が保証されている」はずである。そこでWindows Vistaが発売された直後に,XPからVistaへのアップグレードを試みたのだが,実際に使ってみたその遅さといったらまさに耐え難い状況で,リカバリしてWindows XPへ戻し た過去があった(関連記事:「Vista Capable」集団訴訟はMicrosoftが人気者である証明?)。

 だが,最初に書いたWindows 7に対する感想は,このCF-R5にWindows 7をインストールしてみたときのものである。ちなみにCF-R5は以下のようなスペックになっており,現在ならNetBookとほぼ同じ程度の低い性能だ。

CPU インテル Core Solo U1300(1.06GHz)
チップセット 945GMS Express
メモリー 1Gバイト
ハードディスク 60Gバイト
ディスプレイ 10.4インチ型XGA(1024×768ドット)

 もしかしたら,今度のWindows 7なら低スペック・マシンでもソコソコ使いものになるかもしれない。そこで,この連載ではWindows 7の新機能を検証しつつ,どこが具体的に変わったのか報告していこう。初回となる今回は,デスクトップ編を取り上げる。

 なお,当然ながら検証に使っているWindows 7はあくまでベータ版だ。今後登場する,RC(Release Candidate:製品候補)版や製品版とは異なる可能性があることを,あらかじめご了承いただきたい。

デスクトップの第一印象は?

図1●Windows 7 日本語ベータ版の初期デスクトップ画面
図1●Windows 7 日本語ベータ版の初期デスクトップ画面
PDC 2008で配られたバージョンではいなかった魚が泳いでいる
[画像のクリックで拡大表示]

 Windows 7のベータ版をインストールして,まず起動してみたときの最初の印象は,とにかく画面が「青い」ということだ。そしてなぜか一匹の魚が泳いでいることである(図1)。確か2008年10月のPDC2008で配布されたバージョンには,こんな魚はいなかったので,ベータ版と区別するためかもしれない。

 ところでこの魚,たぶん「ベタ」という淡水魚である。ベタは水中に酸素がなくても水面から直接呼吸できるため,ペットショップなどではコップや小瓶に入れて売られている。雄同士は縄張り意識が強く,別名「闘魚」とも呼ばれている。

 はたして「ベータ版」だから「ベタ」の壁紙なのだろうか。それともWindows Vistaとの縄張り争いを意識してるのだろうか。