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 ITproのコラムニストでもある著者が「クラウド時代」の日の丸ベンダーの課題をキーマンへの取材を基に浮かび上がらせた。顧客の言われるがままの受託開発を続けていては成長はないと喝破。危機の本質は競争原理の欠如と価値提案に対する意識の低さにあると指摘する。

 このままだとITベンダーとともにユーザーのIT部門も疲弊すると訴える。本書はベンダーの管理層向けだが,ユーザー企業にとっても参考になる。自社が次にどのベンダーと組むべきかのヒントになるからだ。

IT産業再生の針路

IT産業 再生の針路
田中 克己著
日経BP社発行
1890円(税込)