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 「単純接触効果」は聞き慣れない言葉かもしれません。これは「人同士は接触するほど相手が好きになる」という心理学上の効果を意味します。

 この効果は、プロジェクトのメンバー同士やユーザーとの関係を友好に保つことに役立ちます。例えば、メールのみの作業依頼や指示はやめて必ず電話で連絡を取ります。メールで依頼や指示を出すことによって証跡を残すのは必要ですが,それだけでは駄目です。ひとことでも良いから、直接声を交わす。可能なら、会いにいく。人は、メールだと無視できますが、直接会いに来た人を無視することは非常に難しいという社会性を持っています。これを繰り返すうちに,いざというとき助けてもらえる人間関係を作り出せるのです。

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図●皆、よく会う人を好む「単純接触効果」
芦屋 広太(あしや こうた)
システムアナリスト/IT教育コンサルタント。SE、PM、システムアナリストとしてシステム開発・システム統合などを経験。この過程で調査・分析した内容を「ヒューマンスキル教育」としてモデル化。現場での教育、雑誌・書籍の発表、セミナー・研修に利用する。