インストールしているソフトのライセンス情報も分析
生成したHTMLファイルの最後のブロックでは，コンピュータにインストールされているすべてのアプリケーション情報が表示されるようになっている（図4）。ここは大きく2つにわかれ，上部には，アプリケーションのプロダクト・キーやシリアル番号を認識できる範囲で表示する（赤枠1の部分）。その下には，これらのアプリケーションも含めたすべてのアプリケーションのバージョン情報などが表示される（赤枠2の部分）。アプリケーションのインストールに必要なプロダクト・キーやシリアル番号がOSも含めて表示されるので，プロダクト・キー情報が印刷されているケースなどを紛失して困っているユーザーにとっては，たいへん助かるはずだ。
図4●図3の続きでソフトウエア情報が表示されている
ここでは，Microsoft社のプロダクト・キーしか表示されていないが，そのほかの製品についても，プロダクト・キーやシリアル番号が表示される場合もある。しかし図の赤枠2の部分にあるように，より多くのソフトウエアがインストールされているが，これらのシリアル番号などは取得できていないようである。
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図4の赤枠2の各アプリケーションのところで，マウスをアプリケーション情報の右側にある「*」印の上部に移動させると，そのアプリケーションを構成する本体プログラムのサイズやタイムスタンプが表示される。この部分をクリックすると，インストールされているフォルダが開くようになっている。たとえば，Belarc Advisorを示す図4の赤枠3の部分でクリックしてみると，Belarc Advisorのプログラムが入っているフォルダが開く（図5）。
図5●図4の赤枠2の中にある「Belarc Advisor」の詳細情報として，実際にインストールされているフォルダが開くようになっている。HTMLファイルは，表示されているフォルダの中の「tmp」フォルダにコンピュータ名がつけられたHTMLファイルとして生成される。
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