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金宏 和實(かねひろ かずみ)
富山県高岡市 株式会社イーザー
 制限があるというのはいいことだと最近思います。例えば,1日に取得してもよいアルコール(エタノール)の量は20gだ,とすると,ビールでは500ml飲めます。また,1日にアルコール飲料にかけてもよい予算を350mlの缶ビール1缶分とすると,発泡酒なら500mlの缶が飲めます。アルコールの話ばかりしていますが,制限がないと飲み過ぎて,体を悪くします。お小遣いをもらった子供のように制限の中で楽しむことが,地球にやさしいのかなあと思います。

 Webアプリケーションのユーザー・インタフェースには,どんなことを望みますか?自社アプリ以外のWebアプリは,「ときどき使う」,「自分に必要な機能しか使わない」ことが多いでしょう。ショッピング・サイトや検索サイトの機能を隅から隅まで調べて,理解しようとするのは,Webアプリの開発に携わる人でなければ,クレーマーか単に変わった趣味の人ぐらいかもしれません。

 一般の人にとっては,仕事で使うアプリ以外は勉強の対象ではないということです。そう考えると,Webアプリに求められるユーザー・インタフェースで大切なことは,シンプルで直感的にわかりやすいことではないかと思います。どんなに情報が満載で,楽しげなサイトでも操作が煩雑でわかりにくければ,嫌になってしまいます。

 当たり前のことですが,利用者は自分がうまく使えるものだけを,便利だと評価します。また,操作がうまくいかないときは,詳細な情報が表示され,正しい操作をナビゲートしてほしいと感じるでしょう。

 調子良く物事が進んでいるときは,人のアドバイスなんか耳障りなだけだけど,うまくいかないときは,何とか状況を改善したいので,人の話に耳を傾けたくなることってありますよね。

 無理矢理,結論づけると,Webアプリのユーザー・インタフェースは,操作開始前には単純で,どこに何を入力して,どのボタンを押せばよいのか迷わなくてもすむことが大事だと筆者は考えます。そして,実際に操作を始めて,入力内容や操作順に迷ったら,詳しくヘルプを表示して,操作をゴールへナビゲートすべきでしょう。

 利用者が夜中に一人で,ディスプレイの前でため息をつくことがないように配慮したいものです。

 さて,前回はASP.NET AJAXサーバーコントロールを使って,ページを非同期に,部分的に更新する方法を説明しました。UpdatePanelコントロールを使うことで簡単に“Ajaxなページ”を作成できましたね。

 今回はASP.NET によるWebアプリ開発に,よりリッチなユーザー・インタフェースを付加するASP.NET AJAX Control Toolkitを使ってみます。AJAX Control Toolkitを利用することで,直感的にわかりやすくて,出しゃばりではないけど,世話焼きなインタフェースが実現できたらいいなと思います。

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