ここからは，Visual Web Developer 2008 Express Edition SP1でSQL Server 2008にアクセスしてみよう。無償版のVisual Basic，Visual C#，Visual C++ではSQL Serverにアクセスできないが，Visual Web Developerだけは可能というのが理由の一つだ。
図1は，Visual Web DeveloperのデータベースエクスプローラでSQL Serverに接続し，「nbpdbx」というデータベースを作り，その中に「customer」「goods」「history」という三つのテーブルを作り＊1，customerテーブルに3件のデータを入力したところだ＊2。
図1●Visual Web Developer 2008 Express Edition SP1のデータベースエクスプローラで，SQL Server 2008 Expressに接続して操作する
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データベースの準備ができたらアプリケーションを作ろう。メニューで「ファイル」→「新しいWebサイト」を選び，「ASP.NET Webサイト」のテンプレートを選択して，プロジェクト名を付ける。言語については，今回はVisual Basicを使った。
ツールボックスからフォームにGridViewコントロールを貼り付けて，図2のように，新しいデータソースを選択する。
図2●WebアプリケーションのフォームにGridViewコントロールを貼り付け，データソースを「新しいデータソース」にする
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図3の「データソース構成ウィザード」が始まるので，「データベース」を選択し，nbpdbxのcustomerテーブルを呼び出せるように設定していく。
図3●図2の操作をすると現れる「データソース構成ウィザード」の最初の画面。ここでは「データベース」を選んで先へ進もう
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ウィザードが無事に終わったら，すべてを保存して，Ctrl＋F5キーを押すなどして実行してみよう。図4のようにcustomerテーブルの中身が表示されれば成功である。
図4●customerテーブルの中身が，図1左側と同じように表示されれば成功だ
