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池田 輝久
エンパワー・ネットワーク プリンシパル

 「新聞に○○という技術が紹介されていましたが検討する価値はありますか」「○○社で新しいシステムが稼働したそうですがどう思いますか」。ユーザーからこんな問い掛けを受けたことはないだろうか。その問いかけに,きちんと答えられただろうか。

 エンジニアの多くに共通する欠点の一つに,特定の技術には精通しているが,それ以外の幅広い知識を持っていないことが挙げられる。しかし,エンジニアは今担当している仕事に直接関係する知識やスキルを持っているだけでは,十分とは言えない。それは当然として,将来のシステム計画につながるアドバイスをユーザーからは求められるからだ。

 そうした期待に応えるために,プロのエンジニアは毎日継続して新しい情報に触れる。より深い井戸を掘るには,井戸の入り口をより大きくしなければならない。そのときは関係ないと思った情報も,あとになって突然,仕事のアイデアのヒントになることもある。情報感度の高いエンジニアは,周りから「何でも相談できる人」「役に立つ情報を真っ先に知らせてくれる人」と評価される。そうして培ったコミュニケーションから,自分の仕事に役立つ情報が手に入るようになるのだ。

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