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 いつの頃からか中国では“80后(バリンホウ)”,“90后(ジュリンホウ)”という言葉が流行り始めました。これらは”80年代以降生まれ”,“90年代以降生まれ”を指しています。

 中国では80年代から「一人っ子政策」が始まりました。筆者もそのうちの一人です。“80后”の数は2005年までに3.3億人に上ってきました。私たちは70年代に生まれた世代に比べ,比較的豊かな環境の中で育てられました。“貯金”という概念は頭の中にほとんどありません。自分らしさを追求し,“消費行為”から得られる快感を楽しんでいます。

 私たちの親世代はもっと“物質消費”を重視していました。例えば,お金があれば,まず,冷蔵庫,テレビなどの家電や家など必要なもの・資産となるものを購入します。一方,“80后”はより“自分の楽しみのための消費”を重要視します。CD,MP3,DS,国内・海外旅行,ネットサーフィンなどに支出しています。

 “80后”以降の消費行動と消費心理は上の世代と比べ,大きく変化しました。私たちの消費に対する考え方は,従来の節約・保守型から大きく変わり,前向きに自分に投資,挑戦するために最新の商品やサービスにお金を使おうという傾向が強くなってきました。パソコン,インターネット,ブランド品,車,旅行など自分の価値を高めてくれるものは私たちの“大好物”です。

 “80后”,“90后”につけられているニックネームをいくつかご紹介しましょう。私たち世代のことをわかりやすく表しています。

  • 小皇帝 小さな皇帝。一人っ子の為大事に甘やかされて育つ
  • 月光族 給料を貯金もせずに浪費してしまう
  • 草苺族 イチゴのような温室育ちで,打たれ弱い
  • 宅男宅女 家で過ごし,PCやゲーム,アニメに夢中になる
  • 透明族 自分自身に投資をし,計画的に将来を考える

 周りからよく私たちの親世代を「消費の素人」,私たちを「消費の達人」と呼びます。実は,私たちは消費ばかりではなく,「起業の達人」でもあります。特に,IT業界では何億元もの資産を得ることはもう夢ではありません。

李想:泡泡网CEO(PCPOP.COM)
1981年生まれ,高校卒業,年収1千万元,個人資産評価2億元

茅侃侃:MaJoy CEO
1986年生まれ,中学卒業,個人資産評価3億元

赵宁:非常在线CEO
1983年生まれ,企業翌年黒字経営,個人資産評価1億元

 中国市場では“80后,90后”の存在は無視できません。彼らは新しい中国市場誕生の象徴です。この世代の存在は中国を従来の“世界の工場”から“世界の市場”へ少しずつ変えていく大きな要因となるはずです。

 これから中国市場のマーケットとしての開拓を考えている企業は,私たちのような“80后,90后”が与える市場へのインパクトにぜひ注目してみてください。魅力的で刺激あふれる中国市場があなたを待っています。

本コラムは,アウンコンサルティング海外(英語圏・中国語圏)マーケティング総合情報サイト【CBM-ch】に連載中の「旬感マーケティング~グローバルマーケティングブログ~」を再録したものです。同サイトでは,海外(英語圏・中国語圏)SEOや検索連動型広告など検索エンジンマーケティング(SEM)に関する詳しい情報を掲載しています。
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