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写真1●渋谷ITコアにおけるサーバー・メンテナンスの様子
写真1●渋谷ITコアにおけるサーバー・メンテナンスの様子
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 日本システムウエアのデータセンター事業は,1998年8月に「山梨ITセンター」と呼ばれる郊外型センターから始まった。メインフレームやサーバーを設置する建屋の土台に直径1200mmの鉛プラグ入り積層ゴムを使用し,地上から切り離す免震構造を採用している。これにより震度6強の地震なら損傷を受けないというレベル(100カイン無損傷)を実現した。

施設やセキュリティが評価され受賞が相次ぐ

 山梨ITセンターはこの構造から,第2回日本免震構造協会賞「作品賞」を受賞した。オフィス部分の免震構造がデータセンター部とは異なるため,列車の連結部のように蛇腹構造物で接続している。ガラスと吹き抜けを多用した開放感のある空間は,1999年度のグッドデザイン賞も受賞。食堂が完備されており,顧客がスタッフを常駐させるBCP(事業継続計画)サイトとして利用するケースもあるという。

 同社が運営するもう一つのデータセンターが都市型の「渋谷ITコア」だ(写真1)。開設は2002年2月。オフィス空間であると同時に,ラックやケーブルなどを余裕を持って配置できるよう階高設計となっている。そのため,8階建てながら通常のオフィスビル11階建てに相当する高さがある。こちらも完全免震構造の建築物で,建築用免震ゴムや蛇腹構造物など揺れを減殺するマテリアルが導入されている。

 二つの拠点は「プライバシーマーク」使用許諾事業者認定に始まり,ISO/IEC27001に基づいた情報セキュリティ管理体制やISO/IEC20000に基づく運用管理体制を確立している。これらの取り組みが認められ,2009年2月にはASP・SaaS・ICTアウトソーシングアワード「IDC部門セキュリティ賞」を受賞した。同社の桐林亨氏(ITソリューション事業本部 アウトソーシング事業部長)は「安全・安心の実現には妥協を許さぬ姿勢で取り組んでいる」と語る。

運用テクニカルサービス“技巧”

 ホスティング,ハウジングともに手がける同社のデータセンター・ビジネスのもう一つの特徴は,長年のシステム開発・運用ビジネスで培われたスキルの高いサービスだ。どちらの拠点においても24時間365日の有人運用を実施している。

 特に同社の運用姿勢を象徴しているのが,新サービス「運用テクニカルサービス“技巧”」だ。仕掛け人の西村芳久氏(ITソリューション事業本部 ITマネージド事業部 ビジネス開発部 部長)は「障害発生時,一次対応,二次対応,ベンダー対応などITエンジニアは対応業務を求められるが,二次対応以降は専門知識と経験が豊富でなければ解決できない。そこで運用業務について技術的なサポートを提供しようというのがこのサービスだ」と説明する。

 同サービスの内容は,問い合わせやインシデント受付を一元的に行い,その原因調査から故障個所の特定,復旧対応までを能動的に行うというもの。長年の運用経験を基に構築された障害対応のナレッジ・データベースを駆使し,手順書の存在しない障害にも対応できるという。

 もちろん,顧客企業の事前承認が必要な作業は承認を得てから行うが,その後は同社が直接対応し,顧客企業には報告だけを事後報告する。具体的な提供サービスは個別見積りとなるものの,顧客企業にとってはコスト削減を図れるメリットがあるという。

ワンモア・ポイント
 同社のWebでは,「NSWデータセンターユーザー専用サイト」と呼ぶ顧客企業向けのWebポータルを設けている。ここから,こまめに情報を発信するとともに,さまざまな問い合わせに対応できるようにしている。

基本情報
●名称:山梨ITセンター,渋谷ITコア
●場所:山梨県笛吹市,東京都渋谷区
●最寄り駅:要問い合わせ
●料金:要問い合わせ
■変更履歴
「日本システムウエア」の社名を「日本システムウェア」としていました。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2009/05/25 10:30]