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写真●住商情報システム 阿部康行 代表取締役社長
写真●住商情報システム 阿部康行 代表取締役社長

 「社会に価値を提供できる会社になりたいと思って経営を進めてきた。今後もこの理念は変わらない」。こう話すのは、今年6月の株主総会後に社長を退任する住商情報システムの阿部康行氏だ。退任後は親会社の住友商事で代表取締役常務執行役員 金融・物流事業部門長に就く予定だ。

 阿部氏は2002年に住友商事から住商エレクトロニクス社長に就任。2005年には住商情報システムに移り、両社の合併を進めるなどの功績を残した。この間、阿部氏が強く意識したのが、住商グループ内での企業価値を高めることと、社会貢献だった。

 「もはや社会はIT抜きでは語れない。この重要性を痛感した7年間だった」と阿部社長は話す。住商情報システムのかじ取りは、住友商事時代の上司だった中井戸信英氏に引き継がれる。