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写真●日本IBM 下垣 典弘 インフォメーション・マネジメント事業部長
写真●日本IBM 下垣 典弘 インフォメーション・マネジメント事業部長

 「データベース市場は成熟期に入った。当社が成長するには、シェアトップのオラクル製品からのリプレース以外に手はない」。こう話すのは、日本IBMの下垣典弘ソフトウェア事業インフォメーション・マネジメント事業部長だ。

 IBMは6月、データベース・ソフト新版「DB2 9.7」を出荷する。新版は、オラクル製データベース(DB)の独自言語「PL/SQL」を利用できるのが特徴だ。

 「オラクルDBの技術者は、習得済みのスキルを生かして、DB2を活用できるようになる」と下垣事業部長は言う。DB2を扱える技術者が増えそうだ。

 IBMは今年7月以降、オラクルDBからDB2への移行案件を手掛けたパートナー企業に対し、報奨金を手厚くする予定だ。「オラクルDBユーザーを奪取するために、あらゆる策を講じる」。下垣事業部長は気合いを入れる。