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McAfee Avert Labs Blog
Avoid Housecalls From Rogue ‘Malware Doctor’」より
June 5,2009 Posted by Avelino Rico Jr

 我々は2009年6月4日(米国時間),ある偽セキュリティ・ソフトの新型亜種を見つけた。「Malware Doctor」(マルウエア・ドクター)と名乗っており,米マカフィーのセキュリティ製品は定義ファイル(DAT)「5635」で「FakeAlert-D Trojan」として検出する。

 以下のWebページで配布されている。

hxxp://internetware-sa(※※).com/
hxxp://mal-ware(※※).net

 Malware Doctorは大抵の偽セキュリティ・ソフトと同じく,パソコンにのユーザー時トラブルが誤解させるような嘘の警告を表示し,マルウエアの起こしている問題を「解消」できる製品を購入するようだます。

 さらに我々は,Malware Doctorがいくつか新しい機能を備えていることに気付いた。パソコンにインストールされると,システムのスキャンを実行するのだ。

 そしてユーザーは,この「未登録」バージョンのMalware Doctorだとマルウエア感染したファイルの修復や除去が行えないので,有償アクティベートを勧める,といった内容のメッセージを目にする。

 ほかの偽セキュリティ・ソフトは,ほとんどがあまりにも多過ぎる嘘警告を表示してしまう。ところがMalware Doctorのこの亜種は数件しかマルウエアを検出しないので,ユーザーはあまり疑いを抱かない。

 この亜種は,怪しいとするファイルを見つけると,以下に示すメッセージを表示する。

 マルウエアの命名ルールは,何とマカフィーのものと同じだ。

<img src="http://vil.nai.com/images/maldoc6.GIF"

 その上,マカフィーのウイルス情報ライブラリから得た既知のものと思われ,ウイルスの情報まで表示する。
< img src="http://vil.nai.com/images/maldoc5.GIF">

 6月5日現在,Malware Doctorを配布しているWebサイトはマカフィー以外のウイルス対策ソフトのマルウエア命名ルールを使っている。なお,Malware Doctor用インストーラは既にWebサイトから消えてしまった。

 マカフィー「VirusScan」で最新版DATとスキャン・エンジンを使えば,Malware Doctorは除去できる。ウイルス対策用シグネチャは常に最新状態にしておこう。


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◆この記事は,マカフィーの許可を得て,米国のセキュリティ・ラボであるMcAfee Avert Labsの研究員が執筆するブログMcAfee Avert Labs Blogの記事を抜粋して日本語化したものです。オリジナルの記事は,「Avoid Housecalls From Rogue ‘Malware Doctor’」でお読みいただけます。