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3週間にわたりJavaOneのレポートをお届けしましたが,今週はJavaFXに関する話題を紹介していきます。

先々週のレポートに記述したように,今回のJavaOneではJavaFXがさまざまな所で取りあげられており,その力の入りようも伝わってくるものでした。

たとえば,JavaOneのテクニカルセッションは234ありましたが,そのうちJavaFXに関するセッションはなんと33もあります。櫻庭は聴講しなかったのですが,すでに事例紹介のセッションもあったようです。

すでに,ジェネラルセッションのレポートでJavaFX TVとJavaFXオーサリングツールについては紹介しましたから,今週はJavaFX 1.2について紹介していきます。

JavaFX 1.2

JavaFXの最新バージョンであるJavaFX 1.2は,JavaOneの開催に合わせて6月2日にリリースされました。

JavaFX 1.2では特徴的なのが,JavaFX Mobileで使用できるGUIコンポーネントの拡充です。

JavaFX MobileはJavaFX 1.1と合わせてリリースされました。しかし,JavaFX Mobileが動作するJava ME CLDCではSwingが使用できないため,JavaFX MobileでもSwingのコンポーネントを使用することができませんでした。

つまり,JavaFX 1.1では,JavaFX Mobileで使用できるGUIコンポーネントがほとんどなかったのです。

その欠点を補うべく,JavaFX 1.2ではSwingに依存しないGUIコンポーネントであるUI Controlsが導入されました。もちろん,UI ControlsはJavaFX Desktopでも使用可能です。

それ以外にも,JavaFX Mobileでも使用できるグラフ描画用のクラスなどが拡充されました。

サポートしているプラットフォームも増え,LinuxとOpenSolarisがサポートされることになりました。また,JavaFX Production Suiteが提供しているAdobe IllustratorとPhotoshopのJavaFX PluginがCS 4に正式に対応したこともうれしいところです。

JavaFX 1.2の機能はいろいろあるのですが,本記事では以下の項目に関して簡単に紹介していきます。

  • UI Controls
  • Charts
  • RSS, Atom
  • 言語仕様の変更