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 クロスデブ(XDev)というイベントを知っていますか?

 何それ,太っている人の集まり?

 いえいえ,クロスデブ(XDev)の「デブ」は,ディベロップメント(development),つまり,開発のことです。

 ご存じない方のために,少し説明させてください。

 ソフトウエア開発者のためのイベント。それが「XDev」(クロスデブ)です。XDevの正式名称は,「X-over Development Conference」(クロスオーバー・ディベロップメント・カンファレンス)と言います。日経BP社が手がける,ソフトウエア開発者向けのイベントでは最大級の規模です。2007年から開催を続け,今年の「XDev2009」で3回目を迎えます。今年は9月15日と16日の2日間,目黒雅叙園(東京都)にて開催します。その公式サイト(XDev.jp)が7月24日にオープンしました。

 「X-over」の部分には,「イノベーションを起こすには,さまざまな技術,さまざまな発想,さまざまな人材のクロスオーバーが必要」(第1回XDevのガイドブックより)という思いが込められています。

クラウドの使い方を考えよう

 今年のテーマは「挑戦! +クラウド時代のシステム開発」です。

 クラウド・コンピューティングは,企業情報システムに携わるソフトウエア開発者にとって,無視できないくらいの存在になっています。スケーラビリティの視点で見た場合,今のクラウド・サービスのポテンシャルは大きいです。だからといって,今あるクラウド・サービスにすべてが取って変わられることはないでしょう。

 企業システムでクラウド・サービスがどのように使われるのか。それを考えるのは,企業システムに携わるソフトウエア開発者です。無視をするのは簡単かもしれませんが,クラウドの良いところをうまく取り込んでいくのが正しい姿勢ではないでしょうか。その発想は「既存システム + クラウド」。そこで,今年のテーマには「+クラウド時代」という言葉を入れました。

 XDevでのクラウドは,主に「PaaS」(Platform as a Service),つまり,システム基盤サービスのことを指します。情報システムは大きく,ハードウエアやミドルウエアなどからなる「システム基盤」と,システム基盤上で動作する「アプリケーション」に分けることができます。

 アプリケーションを開発するソフトウエア開発者にしてみれば,PaaSは新たなアプリケーション開発・実行環境に見えます。その実力はどの程度なのでしょうか。システム基盤が変われば,その上で動作するアプリケーションの設計も変わらざるを得ません。それは,従来のアプリケーション設計・開発とどこが違うのでしょうか。

 2009年の後半はこうした情報が必要と考え,XDev2009サイトでは,「Google App Engine」「Force.com」「Windows Azure」などのPaaSの概要と,その上で動作するアプリケーションを設計・開発するのに必要な情報を載せていく予定です。

 XDev2009のメイン・テーマは「クラウド」ですが,それと同等の情報発信をするキーワードを,クラウドのほかに四つ設定しています。それは「RIA」「SOA」「テスト/品質」「開発ツール/ソフト部品」です。これらのキーワードに関する情報もXDev2009のサイトに掲載していく予定です。ぜひご活用ください。