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●大阪・江坂にあるサニクリーン近畿の本社
●大阪・江坂にあるサニクリーン近畿の本社

 オフィスや商業施設向けに,マットやモップなど清掃用品のレンタル事業を展開するサニクリーン近畿。2009年2月,同社はクライアントPCの電源設定を一元管理するソフトを導入し,消費電力を25%削減する効果を上げた。年間のCO2排出量に換算すると1.6トンを削減できたことになる。

 もともと業務施設の環境美化を事業の柱にしていることから,環境問題への取り組みも早かった。顧客に貸し出されたマットやモップは回収され,洗浄・加工を施して,再び顧客のもとに届けるリサイクルシステムを確立。「当然,社員の環境意識は高い。我々システム部門としても,環境のために何ができるかを考え,省電力機器の購入と,使用時の消費電力削減に努めている」と,経営企画室 システム担当部長 兼 管理本部 電算室長の松尾高臣氏は同社が推進するグリーンITについて語り始める。

175台のクライアントPCをリモートで管理

●経営企画室 システム担当部長 兼 管理本部 電算室長の松尾高臣氏
●経営企画室 システム担当部長 兼 管理本部 電算室長の松尾高臣氏

 同社の営業地域は,大阪や兵庫など近畿2府4県に及び,エリア内に36の営業拠点を置いている。電算室では,これらの拠点にあるすべてのサーバーやクライアントPCの管理・運用を担当。特に,本社に71台,拠点に104台,合計175台あるクライアントPCの管理は大きな課題だった。5年前には,この管理業務を効率化するため,クオリティのPC管理ツール「QAW/QND」を導入した。

 「以前は,遠くの営業拠点にあるPCで何か障害が発生した場合,電算室に所属する4人がヘルプデスク業務を担当し,障害対応にあたっていた。電話で済むこともあるが,拠点まで赴くこともあり,移動時間とコストがかかるうえ,復旧作業が終わるまで拠点の業務が止まるのも問題だった」と,松尾氏はPC管理ツール導入前の課題について語る。

●電算室 電算課長補の赤瀬孝幸氏
●電算室 電算課長補の赤瀬孝幸氏

 QAW/QNDのリモートアクセス機能を使えば,電算室のシステム管理者と,営業拠点のユーザーとが同じ画面を見ながら障害復旧にあたることができる。また,システム管理者は本社にいながら拠点のクライアントPCを操作し,復旧作業を進められるため,効率が大きく向上した。「現地まで行く必要がなくなり,移動時間とコストを大幅に削減できた」と,電算室 電算課長補の赤瀬孝幸氏は実感をこめて話す。