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 本研究所では、日本と海外のIT技術およびその利用方法を比較し、両者の間にある格差について考えている。今回は、ベールに包まれているからなのか、いろいろな憶測が飛び交っている米グーグルの「Google chrome(クロム)OS」に注目しながら、PC用OSとWebOSについて考えてみる。

図1●「クロムOS」による検索結果
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図2●「chromeOS」による検索結果
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図3●「chromeOS」による英語サイトでの検索結果
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図4●「chromeOS」による動画サイトを対象にした検索結果
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図5●「chromeOS」についての動画サイト
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 PC用OSはさておき、WebOSという言葉は聞き慣れないかもしれない。これは、ブラウザ上でデスクトップと同じような環境を実現するためのOSと考えればよいだろう。代表的なOSによる構図としては、PC用OSの「Windows OS」に対して、今回注目する「Google chrome OS」といったところである。

 まずは、色々な憶測が飛び交うchrome OSについて、Web上で検索してみよう。一般的には「クロムOS」と入力して検索するかもしれない。

  図1がその検索結果だ。当然、日本語の記事がでてくる。一部には、あいまいな定義によって、誤解を招くような記事もあるようにみえる。情報を求めるユーザーとしては、すべての情報が正しいと思って読んでいては物事を見誤るだろう。複数の検索結果を読んでみることは、自らが清濁を判断する訓練にもなるだろう。

 次に、「chrome OS」で検索してみる。「chrome OS」を検索ワードにしたときの結果が図2である。

 図1とは結果が違うので、いくつかの記事をチェックしてみるとよい。さらに、「chrome OS」をキーワードにグーグルの英語サイトで検索してみると、また異なる結果が出る(図3)。

 これをさらに「Google Videos」で検索してみると、図4のような結果になった。ここで、検索結果の一番上に表示されているサイトを覗いてみよう(図5)。

 この動画自体については、その信憑性が疑われている。ただ、「クロムOS」という日本語のキーワードから、この動画サイトにたどり着けるかどうか、一度チャレンジしてみてほしい。どの言語のサイトを使い、どの言語で検索するかというだけで情報格差が起きていることの一例ではある。