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 赤字で,相手の宛名を書くのはNGです。

 赤は相手にあまり良い印象を与えません。それは赤の持つイメージが原因です。例えば,禁止事項やマイナスは赤書きしますよね。赤という色には,「いけないこと」「悪いもの」という印象があるのです。ですから,赤で書かれた封書を受け取る側が,「ぎょっ」とするのは間違いないでしょう。

 地方によっては,相手の名前を赤で書くことは,相手との絶縁を示すそうです。また日本では,墓石に存命中に名前を彫った場合に,朱入れ(名前の彫られた部分を赤く染めること)によって,まだ生きていることの証にします。そのため,赤で書かれた人名は,墓石(死)を想像させて「不吉」という印象もあるようです。

 封筒などの宛名は,絶対に赤で書いてはいけません。一般的には黒や青などで書きます。緑は,赤を選ぶ前の最終手段。できれば避けることをお勧めします。

森 美緒(もり みお)
グローバル ナレッジ ネットワーク 人材教育コンサルタント,産業カウンセラー
1999年,教育出版社に就職し,営業および営業担当者向け研修を担当。商社での秘書業務を経て,2005年にグローバル ナレッジ ネットワークに入社。2006年より現職。ビジネスマナー,プレゼンテーション,コミュニケーションなどのヒューマン・スキル研修の実施に当たっている。