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問題

問47 オブジェクト指向の基本概念の組合せとして,適切なものはどれか。

ア 仮想化,構造化,投影,クラス
イ 具体化,構造化,連続,クラス
ウ 正規化,カプセル化,分割,クラス
エ 抽象化,カプセル化,継承,クラス

テクノロジ系>開発技術>システム開発技術>ソフトウェア方式設計・ソフトウェア詳細設計

解説と解答

 オブジェクト指向の「オブジェクト」とは,データとそのデータに対する操作(メソッド)をひとまとまりにしたものです。オブジェクトの実装の詳細は,外部からは隠ぺいされます。これを「カプセル化」と呼びます。カプセル化により,オブジェクト内部の詳細を知らなくとも,オブジェクトを利用できるようになります。

 オブジェクトを定義したものを「クラス」と呼びます。あるクラスのデータ定義や操作を引き継いで,新たなクラスを作ることができます。これを「継承」と呼び,もとになったクラスをスーパークラス,継承されたクラスをサブクラスと呼びます。

 「抽象化」とは,オブジェクト指向において様々な所で登場する概念です。オブジェクトからクラスを作ることも抽象化と呼ばれます。また,複数のクラスの共通要素から新たなスーパークラスを作ることも抽象化の一つです。

 以上より正解は,選択肢エです。

佐塚 彰夫(さづか あきお)
アイティ・アシスト 代表取締役
ITに関するコンサルティングや教育を実施するアイティ・アシストの代表。新人研修やプロジェクトマネージャ育成研修をはじめ,基本情報技術者試験,応用情報技術者試験,プロジェクトマネージャ試験などの試験対策研修の実績も豊富。著書に「短期完全マスター 基本情報技術者 2009年版」などがある。