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PROJECT KySS(プロジェクト・キッス)
四国のSOHO。薬師寺 国安(フリープログラマ)と薬師寺聖(個人事業所自営)による,コラボレーション・ユニット。1997年結成。XMLや.NETプログラミングに関する執筆多数。両名とも,Microsoft MVP for Data Platform Development - XML(Oct 2003-Sep 2009),http://www.PROJECTKySS.NET
Silverlight 3 開発環境の構築手順

 本連載の第1回目掲載後に,Expression Studio 3日本語版が発表されました。そこで,本連載では,Silverlight 2 とSilverlight 3の両方の開発環境に配慮しつつ,解説を進めていきます。Silverlight 3 の開発環境に移行する場合は,次の手順で環境を整えてください。

◆VSのバージョンの再確認

 VSのヘルプのバージョン情報が「Microsoft Visual Studio 2008,Version 9.0.30729.1 SP,Microsoft .NET Framework,Version 3.5 SP1」となっていることを再確認してください。VS2008 SP1は,こちらで提供されています。

◆以前のバージョンの削除

 Expression Studio 2 日本語正式版をお使いの場合,「コントロールパネル/プログラムのアンインストール」で,Expression 2 関連のツールを削除してください。Expression Blend 2,Expression Design 2,Expression Design SP1,Expression Encoder 2,Expression Meida 2 SP2,Expression Studio 2などです。

 Silverlight開発環境が既に構築されている場合,Silverlight Tools for Visual Studio 2008 SP1 -JPN,Silverlight 2 SDK 日本語を削除します。

 Windows Updateにより,2009年8月1日のMicrosoft Silverlightの更新(KB970363)で,Silverlight3ランタイム(Version:3.0.40723.0)が自動的にインストールされている場合は,これも削除します。Silverlight3ランタイムは,この後にインストールするSilverlight 3 Toolsに含まれています。

◆Silverlight 3 開発環境の構築

 まず,Expression Studio 3 日本語版をインストールしてください。その後,Visual Studio 2008 SP1 用 Microsoft Silverlight 3 Tools(Silverlight3ランタイムを含む)および,Silverlight 3 Toolkitをインストールして,再起動します。

 各ツールは,次のURIで提供されています。

Expression Studio 3 日本語版
Visual Studio 2008 SP1 用 Microsoft Silverlight 3 Tools
Silverlight 3 Toolkit

◆Silverlight 2アプリケーションのSilverlight 3への変換

 既に何らかのSilverlight 2アプリケーションを開発済みで,Silverlight 3に移行したい場合は,簡単に変換することができます。

「プロジェクトを開く」から,Silverlight 3 に対応したいSilverlight 2 アプリケーションを開くと,「Visual Studio変換ウィザード」が起動しますので,「次へ(N)」で進み,バックアップを作成するかどうか選択します。Silverlight 2 アプリケーションも残しておく必要がある場合は,「変換前にバックアップを作成する(Y)」にチェックが付いていることを確認し,「次へ(N)」進みます。

 変換準備完了画面で,「完了(F)」をクリックします。これで,Silverlight 3 アプリケーションに変換されます。ただし,変換後のアプリケーションは,Silverlight 2 の環境では開くことができなくなりますので,注意して下さい。

◆Expression Design 2 とExpression Design 3 の違い

 今回解説するイラストの作成方法は,Expression Design 2,Expression Design 3のいずれを用いた場合でも同じです。

 XAML形式でエクスポートした場合の違いも1点だけです。Expression Design 3 では,ルート要素に対して,UseLayoutRounding="False"が追加されます。これは,レイアウト情報をピクセル単位に丸めるかどうかを表す属性です。この属性が追加されることによる処理への影響はありません。

 本連載では,検索キーに言葉を指定しない,非言語検索処理の開発方法を紹介しています。第2回は,開発に必要となる基礎知識として,検索に利用するイラストの作成方法について解説します。

完成アプリケーション。画像をクリックすると,サンプル・アプリケーションの動作を確認できます
完成アプリケーション。画像をクリックすると,サンプル・アプリケーションの動作を確認できます
今回説明に用いた,Expression DesignのファイルおよびXAMLドキュメントは,こちらからダウンロードできます。