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長谷 和幸(ながたに かずゆき)
アイテック情報技術教育研究所 主席研究員

 ネットワークスペシャリスト試験で合格を勝ち取るには,現在のネットワークを支えるTCP/IPの技術知識が要求される。しかし,TCP/IPの全体像を把握するにはとても時間がかかる。今回はTCP/IPを理解していくうえで基本となる「カプセル化」と「TCPとUDPの違い」をしっかりと把握するようにしよう。

問題

問1 IEEE802.3は,CSMA/CD方式によるLANのアクセス方式の標準である。OSI基本参照モデルのうち,IEEE802.3で規定されている最上位層はどれか。

ア セション層        イ データリンク層
ウ トランスポート層     エ ネットワーク層

問2 シリアル回線で使用するデータリンクのコネクション確立やデータ転送を,LAN上で実現するプロトコルはどれか。

ア MPLS       イ PPP
ウ PPPoE      エ PPTP

問3 TCPのデータ転送に関する記述のうち,適切なものはどれか。

ア ウインドウサイズはACKを待たずに送信できるデータ量で,ネットワークごとに一定の値が決められている。
イ 順序番号は送信データストリーム中のセグメントのオクテット位置を示し,0~232-1の値をとる。
ウ 制御ビットフィールドの緊急フラグが有意のセグメントは,そのセグメントを緊急に送るべきであることを表すが,緊急データの長さを指定することはできない。
エ パケットの重複や順序誤りなどのエラーを検出するためにチェックサムの計算を行う。

問4 UDPのヘッダフィールドにはないが,TCPのヘッダフィールドには含まれる情報はどれか。

ア あて先ポート番号      イ シーケンス番号
ウ 送信元ポート番号      エ チェックサム

(平成15年および平成19年度テクニカルエンジニア(ネットワーク)試験午前問題から抜粋)

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