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 選択肢2の「何か食べれない物はありませんか?」,選択肢3の「こちらの画面,見れますか?」は,「ら抜き言葉」と言います。正しくは,「何か食べられない物はありませんか?」「こちらの画面,見られますか?」と表現します。本来,標準語の表現として必要な“ら”を抜いていることから「ら抜き言葉」と言います。

 選択肢4の「来週に行かさせていただきます」は「さ入れ言葉」と言います。正しくは「行かせていただきます」と表現します。本来の標準語では不要な“さ”を入れていることから「さ入れ言葉」と言います。選択肢1の「読ませていただきます」も“さ”を入れて表現しがちなので注意しましょう。

 「ら抜き言葉」や「さ入れ言葉」は,相手によっては(特に年配の方には),「モノを知らない」という印象を持たれることがあります。正しい言葉遣いは,相手がどのような世代の方であっても安心感や信頼感を与えますので,ビジネスを進めるうえでの大きな武器になります。


岩淺 こまき(いわあさ こまき)
グローバル ナレッジ ネットワーク 人材教育コンサルタント
1997年,システム販売会社に就職し,営業・技術支援および導入企業向けの研修を担当。その後,人材紹介会社での中途入社社員向けビジネスマナー/IT研修,メーカーでの販売促進セミナーの企画・運営業務を経て,2007年より現職。ビジネスマナー,プレゼンテーション,コミュニケーションなどヒューマン・スキル研修の実施に当たっている。