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写真1●ITpro EXPO 2009におけるJP1/Desktop Navigation動態展示の様子
写真1●ITpro EXPO 2009におけるJP1/Desktop Navigation展示の様子
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 ITpro EXPO 2009の展示会で,JP1 Ready Seriesを展示した日立製作所は,本製品の展示でITpro EXPO 2009 AWARD ITmedia エンタープライズ賞を受賞した(写真1)。JP1 Ready Seriesは中堅・中小企業向けのPC運用管理ツール。ネットワークに接続されたPCの各種情報を管理できる。

 JP1 Ready Seriesの第1弾であるJP1/Desktop Navigationが備える主な機能は,PCの情報を一覧としてまとめる「らくらく棚卸リスト作成機能」や,サポート期限切れやスペック不足などの条件に該当するPCを検索する機能,利用するソフトウエアのライセンス管理機能,PCの消費電力の把握や省電力設定の確認機能,アンチウイルス・ソフトのウイルス定義ファイル更新状態を検査する機能,セキュリティ・ポリシーが遵守されているか調べる機能---など。「(製品名には)JP1の名前は付いているものの,既存のコードは利用していない,まったく新しい製品。中堅・中小の企業で利用しやすい製品を目指した」(日立製作所 ソフトウェア事業部 販売推進本部 部長付 友成文隆氏)。

徹底して導入を容易に

 製品の特徴は中堅・中小企業向けに特化したこと。「2007年ごろから製品の企画を始めた。中小の企業の状況を調査したところ,例えばセキュリティ対策なら,Norton AntiVirusを導入はしていても,定義ファイルが更新されていなかったり,導入済みのPCと導入されていないPCが混在したりしていた。このようなユーザーに向く製品を考えていくと,既存のJP1は“大きすぎて”マッチしない。このような顧客には,JP1は高機能できめ細かく設定できる代わりに(多種のパラメータ設定など)導入の負荷が大きかった。そこで本製品を企画した」(日立製作所の友成氏)

 開発は2008年ごろから。想定ユーザーである,情報システム部門を持たない中堅・中小企業のIT担当者,経理部などの社員が利用することを考え,インストールやセットアップが容易な製品になるよう開発した。導入にあたってデータベース・サーバーやアプリケーション・サーバーは必要ない。また個々のPCにエージェント・ソフトをインストールしなくても利用できる。さらに,マニュアルを従来製品よりも読みやすくしたほか,GUIによる操作も容易にした。

中堅中小企業にとってのIT投資の入り口

写真2●ITpro EXPO 2009における日立製作所ブース
写真2●ITpro EXPO 2009における日立製作所ブース
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 ITmedia エンタープライズ 編集長の怒賀新也氏は,「IT活用では出遅れ気味といわれる中堅中小企業が,IT投資を検討する場合の入り口としてイメージしやすい製品の1つとして評価した」と語る。ITpro EXPOでのブース出展(写真2)のほか,北海道から九州まで様々な機会で本製品を展示・説明してきた日立製作所の友成氏も「エージェントレスで導入できる点に興味を持ってもらっている」と語る。

 日立製作所は「JP1/Desktop Navigation」に続く「JP1 Ready Series」の第2弾製品として,サーバーの安定稼働を支援する製品の提供を2010年に開始する計画である。