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写真1●NTTドコモ スマートフォン事業推進室 アプリケーション企画 担当部長の山下哲也氏
写真1●NTTドコモ スマートフォン事業推進室 アプリケーション企画 担当部長の山下哲也氏
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写真2●中国China Mobileの「OPhone」は、Androidアプリの巨大市場になると期待されている
写真2●中国China Mobileの「OPhone」は、Androidアプリの巨大市場になると期待されている
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 「2010年にはAndroid搭載スマートフォンを増やす。iモード・メールにも対応する」---NTTドコモ スマートフォン事業推進室 アプリケーション企画 担当部長の山下哲也氏(写真1)は、2009年11月30日に開催されたAndroid開発者向けイベントAndroid Bazaar and Conference 2009 Fallの講演で、発表前としては異例の踏み込んだ表現で語った。

 「 Android:新しいライフスタイルの創造」と題した講演で、山下氏は2010年にAndroid搭載端末をはじめとするスマートフォンの爆発的な普及が起きることを示唆した。スマートフォンの利用者数は現状では「中小都市より下のレベル」だが「100万人を突破するとサービスが爆発的に広まる。これが起きるのは来年、2010年だ」と述べ、Android搭載スマートフォンの本格普及の年は来年2010年になると予言した。

 Androidアプリのマーケットが2010年には本格的に立ち上がる見込みである。NTTドコモも、後述するようにマーケットを準備中である。さらに、中国China Mobileの「OPhone」の上にAndroidアプリの巨大市場が出現すると見込まれている(写真2)。

Android搭載スマートフォンでライフスタイルが変わる

写真3●スマートフォンならではのアプリの例として米Asurion Mobile Applications社のスマート電話帳アプリケーションを紹介した
写真3●スマートフォンならではのアプリの例として米Asurion Mobile Applications社のスマート電話帳アプリケーションを紹介した
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写真4●2010年にAndroid搭載端末を増やすことを、正式発表前であるにもかかわらず強い表現でアピールした
写真4●2010年にAndroid搭載端末を増やすことを、正式発表前であるにもかかわらず強い表現でアピールした
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 山下氏は、スマートフォンがライフスタイルを変えると語った。「利用者が使える時間は1日24時間と上限がある。より早く、簡単に、直観的に、よりスマートにという要求が強まる」。

 その例として挙げたのは、Asurion Mobile Applications社のAndroidアプリ「AddressBook 」である (写真3)。電話帳アプリの一種だが、電話番号だけでなく、FacebookやTwitterなどの履歴も含めた多様なコンタクト関連情報を自動編集、整理してくれる。スマートフォンには、利用者の操作に伴う様々な情報が蓄積されているため、それらの情報を有効活用するアプリには大きな価値がある訳だ。

 具体的な端末のイメージとして「(現状、Android搭載機などスマートフォンでは利用できていない)iモード・メールは、2010年にはスマートフォンでも、我々の責務としてきちんと実現したい」と、2010年に投入する端末のイメージを語った。

 また、スマートフォン向けに「さまざまなサービスを分かりやすく見せる場所を作りたい」と述べた。「(iモード公式メニューである)iMenuのようにクローズなスタイルではなく、よりダイナミックに、分かりやすく紹介する場を作りたい」。

 2010年に登場するであろうAndroid搭載機種に関しては、「対外的にはまだ何も申し上げていないが、引き続きAndroidを増やす方向で、コミットメントしたい」(写真4)と、正式発表前の段階にも関わらず強い表現で、Android搭載機種を強化することをアピールした。

 また、質疑応答の中では、「SDK(ソフトウエア開発キット)でお金を頂いたり、マーケットへの出店料を頂いたりするような、皆さんにとって阻害要因になることは避けたい」と述べた。

 「本日11月30日は、映画監督リドリー・スコットの誕生日。彼が監督した『ブレードランナー』(1982年)の舞台は2019年だが、10年後には本当の2019年がやってくる。あの映画に描かれているような暗い世界ではなく、Androidで明るい未来を作りましょう」と結んだ。