2009年6月にオープンした「selfup」では、技術に関する解説記事、ヒューマンスキルやマネジメント、健康など技術以外の解説記事、就職や転職などのキャリアに関する解説記事のほか、ITエンジニアが学んでおくべき100講座を集めた「必修講座100」、会計や販売、ネットワーク、プログラミングなどをFlashコンテンツで学べる「eラーニング」、コンピュータ関連書の書評(BOOKS)など、ITパーソンのスキルアップとキャリアアップに役立つ豊富なコンテンツを提供しています。
このselfupで、2009年1月1日~12月11日の間によく読まれた解説記事のランキング(トップ20)は、左のようになりました。
第1位と第2位には、大好評連載「芦屋広太一つ上のヒューマンマネジメント」の記事が入りました。1位は「10年後も通用する文章術(1) 『駄目でない』文章を書くための9カ条」、2位は「どの会社でも通用する仕事術(9) 嫌われ者の上司が好かれるようになった理由」です。
1位の「10年後も通用する文章術(1) 『駄目でない』文章を書くための9カ条」は、「誰が見ても下手で駄目」という文章を書かないこと=よい文章を書くための技術を紹介した記事です。この記事が読まれたということは、それだけ自分の文章力に自信がない人が多いのでしょう。
2位の「どの会社でも通用する仕事術(9) 嫌われ者の上司が好かれるようになった理由」は、部下の叱り方、褒め方に関するエピソードを紹介した記事です。きっと、上司として奮闘する多くの人の琴線に触れたのではないでしょうか。
1位と2位に入った「芦屋広太一つ上のヒューマンマネジメント」の記事は、第5位、第11位、第12位、第14位にもランクインしています。この連載の根強い人気が伺えます。未読の方は、ぜひ一度アクセスして“芦屋ワールド”を味わってみてください。連載をまとめた書籍「ITエンジニアのための人を動かす9の基礎力と27のエクササイズ」と「ITエンジニアのための仕事を速くする9の基礎力と7のエクササイズ
」も好評発売中なので、こちらもよろしくお願いします。
第3位には、連載「医療ジャーナリストの視点」の「『うつ病』と『適応障害』はどこが違うの?」がランクインしました。メンタルヘルスへの関心は相変わらず高いようです。
第4位には、「必修講座100」から、ウオーターフォール型やアジャイル型、反復型などの開発プロセスの基礎をわかりやすく解説した「開発プロセスの基本を学ぶ」が入りました。必修講座100は、ITエンジニアが最低限学んでおくべき100の講座を集めた、selfupの看板コンテンツです。各講座には履修問題も付いているので、自分の理解度も確認できます。
この必修講座100からは、「開発プロセスの基本を学ぶ」のほか、7位に「情報工学入門」、8位に「文字コードの基本」、9位に「基本設計の基礎」、13位に「CPUの基礎の基礎」、15位に「CMMIって何だろう」、17位に「リスクマネジメントの考え方を知る」がランクインしています。
第6位には、人気連載「奥井規晶の悩むなら聞け!」の「上司が打ち合わせの度に大声で怒鳴ります。部下としてどう対応すればいいのでしょうか」が入りました。この連載は、読者にネット経由で投稿してもらったリアルな悩みに、著者の奥井氏がズバリ答えるもので、第16位にも「本質をきちんと考えない、バカな上司や経営陣に失望しています」がランクインしています。
第10位には、「素朴な疑問◆Q&A」から「隣家の無線LANの電波でネット接続したら違法なの?」がランクインしました。素朴な疑問◆Q&Aは、ネットワークにまつわる素朴な疑問に専門家が答える人気連載で、イラストレータ岸本ムサシ氏のかわいいアニメーションも見どころです。