Linuxレポート
目次
-
オープンソース版に一本化したVirtualBox新版、CPU使用率やディスクI/O帯域を制限可能に
米Oracle社は2010年12月22日、仮想化ソフトの最新版「Oracle VM VirtualBox 4.0.0」をリリースした。多数の新機能を追加したメジャーアップデート版であることに加え、オープンソース版に一本化したなどの変更がある。
-
Chromium OS対抗の新たな“ブラウザOS”が現る
機種依存だがVMware Playerでインストール可能
高速起動Linux「Splashtop」の開発ベンダーが、米Microsoft社と提携してWindowsと共存できるOSを公開した。起動には機種依存の制限が掛かっているが、仮想化ソフトの「VMware Player」を使えば試用可能だ。
-
ARM用Linuxの最適化組織「Linaro」が日本で活動へ
組み込み機器の開発効率アップに寄与
ARM系CPUのLinuxカーネルなどを開発する非営利組織「Linaro」が日本でも活動を開始した。国内メーカーに向けて成果物の採用を打診してきている。ARMコアを搭載した組み込み機器の開発効率の向上に寄与する。
-
誰でも即席“Androidプログラマ”に、Googleが開発ツール「App Inventor」を一般公開
言語を知らなくても簡単にAndroidアプリが作れる――。誰でもプログラマになれる“驚愕”の開発ツールが登場した。米Google社が提供する「App Inventor」だ。早速、開発のしやすさを体験してみた。
-
AndroidアプリをJavaScriptやAIRで作るツール
Webアプリ技術を応用し手軽に開発
Adroid端末用のアプリケーションを手軽に開発するためのツールが相次いでいる。JavaScriptやAIRなどのWebアプリケーション用技術を利用する。従来はJavaで開発する必要があり、初心者にはハードルが高かった
-
「Red Hat Enterprise Linux 6」の出荷開始、「仮想化機能のKVMはVMwareをしのいだ」
レッドハットが3年ぶりのメジャーバージョンアップとなる「Red Hat Enterprise Linux 6」をリリースした。仮想化機能はリソースの拡張性とネットワークのパフォーマンス性能を強化している。
-
自宅サーバー派も見逃せない、月額1000円切る“格安VPS”2社を試す
共用レンタルサーバー並みの価格で、専用サーバー並みの自由度を備えた格安VPSが注目を集めている。今回、今秋からメニューを相次ぎ強化した、さくらインターネットとDTIのサービスについて実力を試した。
-
開発者向け新機能が目立つFedora 14、統合開発環境がLinux向けに大幅強化
米Red Hat社が支援しているLinuxディストリビューションの新版「Fedora 14」(コード名:Laughlin)が2010年11月2日にリリースされた。派手な変更はなく、開発者向けの新機能が目立つ。
-
新Ubuntu 10.10で約2000種のパッケージを追加、パッケージ管理やパネルの操作性も向上
人気Linuxディストリビューション「Ubuntu」の最新バージョン「10.10」が10月10日にリリースされた。10月16日には、日本語対応を強化した「Ubuntu 10.10 Desktop 日本語Remix CD」もリリース。新機能を試してみた。
-
米SCOのLinux関連訴訟が遂に最終判決
米Novellの権利を認め、ユーザーの使用料は不要に
2010年6月11日、米ユタ連邦地裁で、米Novell社と米SCO Group社で争われていた訴訟が終結した。これでLinuxユーザーへの使用料を求めるSCOの主張は事実上、無効になった。
-
2つのモバイルLinuxが統合へ、MoblinとNokiaのMaemoがMeeGoに
米Intel社とフィンランドのNokia社は2010年2月15日、両社が開発したモバイル向けLinuxを統合すると発表した。新プラットフォーム「MeeGo」は2010年6月にもリリースされる。
-
これが政府のオープンソース関連事業だ、年間約5億円を仕分けられるか!?
2010年度の概算要求の予算から無駄を省く“事業仕分け”の結果が2009年12月末にまとまる。年間約5億円のオープンソース関連事業は俎上に上らなかったが,どんな活動でどんな成果を上げているのか,調べてみた。
-
VMware Player 3.0は仮想マシンの作成が楽、UbuntuのままWindows 7アプリを操作可能
米VMware社が無償提供している仮想化ソフトの新版「VMware Player Version 3.0」。これまでのバージョンでは,仮想マシンの作成を他のツールに頼るほかないことが大きな欠点だった。新版ではその欠点を解消。Windows 7にもいち早く対応する,ホストOSのプリンタを利用できるな…
-
開発者が自ら語る,「あのPT1」Linuxドライバ作成秘話
Linuxにおける地デジ録画の世界の大きな扉を開くきっかけとなった製品の1つに,アースソフトのデジタル放送波受信ボード「PT1」がある。このPT1のLinux用ドライバ(オープンソース)を作ったのが「石川 智明」氏だ。同氏にドライバ開発の経緯などをつづってもらったレポートをここに掲載する。