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 メールを受け取った受信者は、Android端末の上でメールを開き、メール本文に記載されているURI(Uniform Resource Identifier)をクリックする。すると、Androidのアプリケーション間連携機能であるIntentの働きで、スポットメッセージアプリケーションが起動される。受信者は、受け取ったメッセージを「マイリスト」に登録する。

写真7●スポットメッセージの動作(4) 受信者の元には、一つのURIだけが送られる
写真7●スポットメッセージの動作(4) 受信者の元には、一つのURIだけが送られる
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写真8●スポットメッセージの動作(5) URIからアクセスするWebページ。Android端末の上でこのリンク付きボタンをクリックするとスポットメッセージを起動し、メッセージを登録する
写真8●スポットメッセージの動作(5) URIからアクセスするWebページ。Android端末の上でこのリンク付きボタンをクリックするとスポットメッセージを起動し、メッセージを登録する
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 受信者のAndroid端末では、メッセージの登録後には定期的にバックグラウンドでGPSによる位置情報の検出を実行する。メッセージが置かれた場所に到着すると、Android端末上でアラームを出し、受信者に知らせる。着信音が鳴ったり、画面表示が出たりする。この後、メッセージの本文を見ることができる。

写真9●スポットメッセージの動作(6) GPSによる位置測定をバックグラウンドで実行する期間を指定する
写真9●スポットメッセージの動作(6) GPSによる位置測定をバックグラウンドで実行する期間を指定する
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写真10●スポットメッセージの動作(7) 到着時には画面上の領域にアラームを表示する
写真10●スポットメッセージの動作(7) 到着時には画面上の領域にアラームを表示する
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写真11●スポットメッセージの動作(8)  メッセージ本文の表示
写真11●スポットメッセージの動作(8) メッセージ本文の表示
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遊びとも実用とも付かないアプリ

 スポットメッセージの使い方には、いろいろなバリエーションがある。

 実用に近い使い方としては、「場所に結びつけたメッセージ」として使うことができる。例えば、買い物を忘れっぽい人に頼む場合、「店の近くを通りかかるとメッセージを知らせる」という使い方ができる。 

 自分宛にメッセージを送り、場所によるリマインダーとして使うことができる。例えば、買いたい本の発売日に本屋の近くを通ったらアラートが鳴る、といった使い方ができる。

 場所も送信者名も隠してメッセージを送り、受信者をびっくりさせる使い方も可能だ。例えば、家に帰ったら「おかえりなさい、お疲れさま」というメッセージを表示させる、という使い方もある。恋愛中のカップルが使うとよいかもしれない。

 スポットメッセージは、このように実用的な用途にも、遊びに近い用途にも使えるように考えられている。後述するように、このような形に至るまでには、バンプール内部ではさまざまな議論が行われていた。