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 会議室に通された後は、コートやかばんを邪魔にならないところに置き、打ち合わせの準備をしましょう。

 この際、断りもなくコートをコート掛けに掛けてはいけません。コート掛けは、案内してくれた人や訪問相手から「どうぞ」と勧められてから利用します。それまでは軽くたたんで、いすの上に置いておきます。コートが雨に濡れていて、いすが汚れそうな場合には、案内してくれた人に「ハンガーをお借りしてもよろしいでしょうか」と声をかけてからコート掛けに掛けましょう。

 かばんを、底を下にして、空いているいすの上に置くのはNGです。かばんの底は、靴の裏と同じように汚れていますし、そのようにみなされます。いすの上はもちろん、机やテーブルの上に置くこともやめましょう。

 同行者と打ち合わせするのも、よくありません。同行者との打ち合わせ中に訪問相手が入室してきたら、訪問相手に良くない印象を与えることがあります。本音の打ち合わせ内容が廊下に聞こえていて、訪問先の人の耳に入ってしまう可能性もあります。打ち合わせは訪問先のビルに入るまでに行いましょう。

 訪問相手を待っているときは、訪問相手がいつ来てもよいように、メモや筆記用具などを机の上に置き、静かに着席していましょう。この後で名刺交換が控えている場合は、名刺を名刺入れに挟み、すぐに名刺交換できる準備をしておきます。訪問相手が入室してきたら速やかに席を立ち、挨拶からはじめます。


岩淺 こまき(いわあさ こまき)
グローバル ナレッジ ネットワーク 人材教育コンサルタント
1997年,システム販売会社に就職し,営業・技術支援および導入企業向けの研修を担当。その後,人材紹介会社での中途入社社員向けビジネスマナー/IT研修,メーカーでの販売促進セミナーの企画・運営業務を経て,2007年より現職。ビジネスマナー,プレゼンテーション,コミュニケーションなどヒューマン・スキル研修の実施に当たっている。