問題
問57 フラッシュメモリを用いたSSD(Solid State Drive)は、ハードディスクの代わりとして期待されている記憶装置である。このSSDを用いるときに留意すべき点はどれか。
ア 書込み回数に上限がある。
イ 書込みより読出しが遅い。
ウ 振動や衝撃に弱い。
エ ファイルの断片化による性能悪化が著しい。
解説と解答
SSD(Solid State Drive)は、記憶媒体にフラッシュメモリーを用いた記憶装置です。従来のハードディスクとは異なり、シークやサーチといった機械的動作が不要なので、振動や衝撃に強く、低消費電力で、データの読み書きを非常に高速に行えるという長所があります。その半面、単位当たりのコストが高く、書込み回数に上限があるという欠点もあります。特に書込み回数の制約ついては、SSDを長期間使用した場合にはディスクの信頼性が低下するため、システムの運用において留意しなければならない事項です。
以上より正解は、選択肢アです。
アプリケーションデザイナー 代表取締役